盆景という言葉があるように、日本では、鉢や盆に自然の景色を模した植え込みがあります。その雰囲気を取り入れることで、趣の違った寄せ植えを楽しむことができます。
材料プラスチック盆栽鉢 |
通常のコンテナガーデンは、主木といくつかの花を組み合わせ、音楽で例えるとオーケストラ。それに対し、和の寄せ植えは、ソロやトリオのように個々の姿を際立たせます。盆景には、いろいろルールがありますが、堅苦しく考えず、要素を少しだけ取り入れましょう。例えば、3点、5点と奇数の配置で植え込むと、姿がまとまります。
1.配置を決めたら、ポットから抜いて鉢に入れます。 | ||
2.山野草の土を入れます。 | ||
3.全部植えたら、鉢回りを叩いて、土がまんべんなく行き渡るようにします。 | ||
4.化粧用の軽石砂(小粒)を表面に敷いて、仕上げます。紫花ニオイスミレの茎の節に白い突起が幾つか見えます。これは根となるもとです。これを含めて挿し芽をすると、発根します。山野草には、このように殖やせる種類が多くあります。 |
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これからの季節は同じ花を長く楽しむより、ポットのまま鉢に入れて、交換しながら、いろいろな花を楽しんではいかがでしょうか。ポットの高さが鉢より高い時は、ポットの縁を折り込むなど工夫をしましょう。根元までゴロ土を入れて目隠しします。ホトトギスが終わったら、福寿草、カタクリ、すみれと季節の移り変わりを楽しめます。
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