生け垣の基本的な作り方(四つ目垣)をご紹介します。生け垣は、敷地の周囲をめぐらせ、外からの目隠しや防風の目的だけでなく、緑や花の美しさを鑑賞でき、庭にうるおいをもたらしてくれます。
1.親柱を2mの間隔で立て、その外側に棒を立て、地面近くにヒモを渡し水準線とします。
2.ヒモに沿って立子を等間隔で立て、胴ぶちを水平に渡し仮留めをします。各支柱や棒は、生け垣用のプラスチックのものを使うか、杭木や竹を使います。
3.苗木を等間隔に仮置きして位置を確認してから、穴を掘り苗木を植えます。
4.外側から押しぶちで苗木をはさみ、水でしめらせたシュロ縄で胴ぶちと各柱をしばります。シュロ縄の結び目が手前に来るようにします。そして植木の高さを切りそろえます。そのとき、切る位置にひもを張るときれいに切り揃えることができます。
5.最後に、苗木の両側へ溝切りをして施肥し、たっぷりと水を与えます。
メモ
生け垣によく用いられる種類ベニカナメモチ、ドウダンツツジ、ツゲ、マサキ、カイズカイブキなど。地方の風土にあった生け垣は様々で、種類は豊富です。
1.植え穴は根鉢の3倍ほどの大きさに掘り、堆肥を入れておきましょう。その後、堆肥の上に掘り上げた土をかぶせます。
2.土を植え穴にすべて戻していきます。後で支柱で固定することを考え、真っ直ぐ植えましょう。少しずつ水を入れながら棒などでつついて、株を落ち着かせます。
3. 木が動かないように支柱をします。周りに土を盛り上げ、水鉢を作り、水やりした水が逃げないようにします(支柱は3本以上必要です)。※水はけの悪い土地では、高植えをして下さい。
・裸株で根が乾き気味の場合は半日ほど水につけます。
・接木のテープは取り除きます。
植え穴は根を広げて植えられる大きさに掘ります。深さは接ぎ木部分が地上に出るくらいです。
植え穴の底に堆肥を入れ、掘り下げた土をもどし、化成肥料を根にふれないように穴の周囲に20~30g施し、さらに土をもどします。
周りに土を盛り上げ、水鉢を作り水を与えます。
※ブルーベリーは酸性を好むので、植え付け前に土に堆肥や無調整のピートモスを混ぜ、植え付け後、ピートモスでマルチをしておくと良いでしょう。
庭植えの場合は左図のようにします。