ワケギの育て方 ワケギの
育て方

メモ

ワケギ・・・別名:ネギ、ネブカ、ヒトモジ、コネギ、チモト、センモト、センボンネギ、モヨギ、トクワカ など各地方での呼び名がさまざま。
学名:Allium. × wakegi Aaraki

ワケギ

ワケギ
特徴
ひとこと
ネギより柔らかくて甘味があり、刺激臭が少ない。ネギと分球形タマネギの交雑種といわれる。
原産地 不明。日本に入ってきたのが約1500年前くらい。
植物分類 ユリ科
性質 球根

植えつけ時期

7~10月頃。基準地では秋の彼岸前後。ネギと比べて耐寒性が弱く、関西や九州での栽培が一般的です。

用土と肥料

前年にユリ科の植物を植えていないところで栽培してください。追肥は10月下旬と1月中旬頃化成肥料を施します。収穫時期が長いので肥料切れにならない程度にします。

栽培ポイント

植えつけの2週間前に苦土石灰をまき、その1週間後に堆肥と化成肥料を施して耕します。株間15~20cmくらいで、先端が土から少し出るくらいに浅めに植えます。草丈が10cmくらいになった頃から追肥をします。収穫は3月頃株ごと抜き取るか、切り取り用は4月頃、根元を4~5cmほど残して切ります。切った後も株元からすぐに伸びますが、何度も切ると葉が細くなります。また種用に球根をとる場合は、葉を残して5~6月頃まで十分に鱗茎(球の部分)を肥大させ、地上部が倒れてきた頃に掘り起こし、乾かして風通しのよいところで管理します。

利用、調理方法

ゆでて味噌和え。煮物、汁の実、薬味などかぜ、頭痛、利尿などの薬用に使う地域もあります。


参考資料:

渡邊靜夫/園芸植物大事典2(小学館)
鈴木早苗/イラストでわかる やさしい野菜のつくり方(新星出版社)

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