名前 | カボチャ | 日当たり | 日なた |
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分類 | ウリ科カボチャ属 | 土壌酸度 | 中酸性~中性 |
発芽適温 | 25~30℃ | 輪作年限 | 0年 |
生育適温 | 20~25℃ | 植付間隔 | 株間1~1.2m |
カボチャとはウリ科の1年草で、中央アメリカが原産とされています。日本には江戸時代より前にカンボジアから伝わったとされており、そこから"かぼちゃ"の名前が定着したとされています。東洋カボチャと西洋カボチャ・ペポカボチャがあり、現在一般的に栽培されているカボチャのほとんどが西洋カボチャになります。
■ウリ科には珍しく連作が可能です
■特に土質を選びませんが、乾燥に強く、過湿には弱いので排水の良い畑での栽培を行ってください。
■吸肥力が旺盛なために、肥沃な土地や多肥料栽培ではつるボケがしやすいので注意してください。
■早い時期の栽培では人工授粉が必要になります。確実に着果させ、完熟したものを収穫するように心がけてください。
ポットにタネまき用の培土を入れ、土を湿られてから2~3粒種をまきます。定植までには1本に間引きをしてください。
植え付けの2週間前位に堆肥と石灰、油粕等を散布し、よく混ぜておきます。
本葉が4枚前後で60~80cm間隔で定植します。この時につるを伸ばす方向とは逆方向に少しずらして定植します。稲わらを敷くとつるが絡まるので風でつるが動かされなくなります。
親づるが本葉4~5枚で先端を摘芯します。これにより子の生長を促します。
雌花が咲いたら早朝に雄花の花粉を人工的に授粉させます。節から伸びてくる脇芽は切り取ってください。
着果したら追肥を行いますが、窒素を多く与え過ぎないよう注意してください。果実が直射日光にあたってしまうと「日焼け」を起こし腐れの原因になります。新聞紙や稲わらで日除けを行ってください。
着果後45~50日前後で収穫になりますが、日数が把握できていない時には、ヘタの部分が硬くなるコルク化を確認してから収穫します。コルク化はヘタが乾燥し、ひび割れが縦だけでなく横にも広がった時が収穫適期とされています。