水平に使用して植物の倒伏防止、垂直に使用してつる性植物の誘引など生育促進、生育補助、鑑賞効果の向上、収量増加などのために使用する資材。また、トンネル被覆資材の飛散防止にも使用されます。
網は結節の構造により、本目網、蛙又網、無結節網があり、編網機によって製造されます。これとは別に、織機によって製造されるラッセル網、織り網があります。
a)有結節網(本目網、蛙又網など)結び目がしっかりしており、網目がずれにくい特徴があります。主な商品 キュウリネット、防鳥網、フラワーネットなど |
b)無結節網(無結節網、ラッセル網、織り網など)結び目がないため、網目が固定しない欠点もありますが、重量が軽いなどの特徴あり。主な商品 防球ネット、防風網、動物よけネット、寒冷紗、防虫ネットなど |
a)菱目網一般的な網目の形状。編網機から生産されてくる網は菱目です。 |
菱目網 |
b)角目網目の形を方形にしたもの。菱目網を開いて、加工したもの。ラッセル網、織り網網は生産段階から角目の状態となっております。 |
角目網 |
網糸には単糸と撚糸が存在する。撚糸は通常三子撚り。 網糸の太さの表記については、日本国内における現在の主流はデニール(d)表記が中心。デニールとは、糸の長さ9,000mに対して1g = 1デニール1,000g = 1,000デニールたとえば、400デニールとは、糸の長さ9,000mで重さが400gの糸のことを表します。
網目の寸法は、網地の結節の中心から中心までの長さをいいます。たとえば、45mm目であれば、一辺の長さが45mmであるということを意味しております。 |
網目をおおむね正方形にして、網を広げたときの幅と長さで表示します。
網目を正方形にして網目を広げたとき、展開面積は最大となります。
菱目の場合下図のように融通性があります。たとえば、防鳥網3.6×9mの場合
網目を正方形に広げると、 |
長さ方向に網を長く広げると、 |
幅方向に網を広げた場合も同様である。
前のページへ | 次のページへ |
HowTo情報 一覧 |