メモ
チンゲン菜・・・アブラナ科
原産地:中国
アブラナ科の1年草で、中国の華中方面が原産で揚子江流域で多く栽培されています。
青軸のものをチンゲン菜、白軸のものはパクチョイといわれ、現在の流通している中国野菜の中で圧倒的な量はチンゲン菜になっています。
ハウスやトンネル利用で1年中作付は可能ですが、秋まきがおすすめです。
土質に対する適応性は広く、弱酸性から中性でよく生育します。
適期にタネまきを行いますと、タネまき後、50日前後から収穫ができます。ミニチンゲン菜では30日前後から収穫が出来ます。
ハウスやトンネルを使いますと1年中栽培が可能になります。
収穫が遅れると葉柄の部分の筋が固くなりますので、収穫適期を守ってください。
発芽適温 | 20~25℃ |
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生育適温 | 15~20℃ | 土壌適応性 | ph6.5~7.0 |
輪作年限 | 1年 |
タネ蒔きの2週間前位に堆肥と石灰、油粕・化成肥料等を散布し、よく混ぜておきます。 肥料は生育期間が短いですので、基肥中心に与えてください。
高さ10cm、幅90cm程度のベットを作り、20~25cm間隔で棒などを使い蒔き溝を作ります。 タネはまき溝に薄くまき、土をかけ、軽く上から押さえます。土が乾燥しているようならばたっぷりと水をかけてください。
穴の間隔が15~20cm程度のマルチを使い、1穴に3~5粒まきを行ってもよいでしょう。 マルチを使わず、株間15cm、条間15cmに4~5粒まきの点まきでもよい。 セルトレイにタネをまき、本葉が3~4枚の頃に植え付けても大丈夫です。
タネまき後、害虫から守るために防虫ネットや不織布でトンネルをかけたり、べた掛けをするとよいでしょう。
タネが生え揃ったら間引きを行いますが、1回目は4~5cm間隔で間引きします。
2回目は本葉が4~5枚前後の頃、15~20cm間隔に間引きを行います。 生育後半の肥料切れが心配な時は、条間に化成肥料を追肥しても良いでしょう。
草丈が20~25cm程度で、十分にお尻が張ったものから収穫になります。
地際からはさみで切って収穫や、株ごと引き抜いてから根を切り収穫をします。