メモ
コマツナ・・・アブラナ科
原産地:日本
アブラナ科の1年草で、東京の小松川地域で古くから栽培されており、現在も東京が主要生産地となっています。
軟弱野菜のために東京近郊で多く栽培されており、短期間での収穫が可能で年間を通じて栽培している農家もあります。
葉は倒卵形から少し長いものまであり、切れ込みはほとんどありません。
土質に対する適応性は広く、弱酸性でよく生育します。
適期にタネまきを行いますと、タネまき後、30日前後から短期間で収穫ができます。
ハウスやトンネルを使いますと1年中栽培が可能になります。
肥料は基肥主体で与えます。
発芽適温 | 20~25℃ |
---|---|
生育適温 | 15~20℃ |
土壌適応性 | PH6.0~7.0 |
輪作年限 | 1年 |
タネ蒔きの2週間前位に堆肥と石灰、油粕等を散布し、よく混ぜておきます。
高さ10cm、幅90cm程度のベットを作り、20~25cm間隔で棒などを使い蒔き溝を作ります。
タネはまき溝に薄くまき、土をかけ、軽く上から押さえます。
土が乾燥しているようならば水をかけてください。
タネまき後、害虫から守るために防虫ネットや不織布でトンネルをかけたり、べた掛けをするとよいでしょう。
タネが生え揃ったら1回目の間引きを行います。
葉が重なり合っているところを中心に、指1本分程度(約2cm)の間隔に間引きます。
葉の大きさが10cm程度になったら指2~3本分程度(約5cm)に間引きます。
間引いた小松菜は食べられますので料理に利用してください。
葉の大きさが15~20cm程度になったら順次収穫をします。
寒冷紗や不織布を収穫以降もかけておけば防寒の役目をしますので便利です。
マルチ栽培を行うと間引きや収穫が楽になります。
穴は15×15cm程度、1穴に3~5粒まきを行い、間引きを行って最終的に2~3本にします。