食用ユリのつくり方

半日陰の排水性・保水性の良い土が最適です。
植え付けの1ヶ月前位に堆肥と石灰、油粕等を散布し、よく混ぜておきます。

球根3球分の深さ、3球分の間隔で植え付けます。
地温の上昇と乾燥を防ぐために敷きワラ等を行ってください。
植えつける前に球根の腐敗を防ぐため、球根をベンレート500倍液などで約30分消毒しておくと良いです。

乾燥しすぎると、ウイルス病にかかりやすくなるので、冬に芽が出ていない時も水やりは行って下さい。
追肥は芽が伸びだした頃に行ってください。7～8月に花を咲かせますが、このために株は力を消耗してしまいます。
食用として球根をより一層肥大させるために、まだ小さなつぼみの段階で摘み取り、花を咲かせないようにして下さい。
また、液肥を月に2～3回与えてください。

11月頃、球根を傷つけないように丁寧に掘り上げ、鱗片を1片1片はがして利用してください。