メモ
しゅんぎく・・・キク科
原産地:地中海沿岸
しゅんぎくとはキク科の1~2年草で、原産は地中海沿岸と言われています。
葉に切れ込みのある中葉系と葉の切れ込みの少ない大葉系があり、関西では菊菜(きくな)と呼ばれています。中葉系には株立系と株張り系があります。
春に菊の花に似た花が咲くので春菊と言われています。
独特の風味があり、鍋料理には欠かせない野菜です。
生育は旺盛でプランター等でも簡単に栽培できます。
株張り型を作る時にはやや株間を広くしてください。
高温長日下で花が咲いてしまいますが、抽苔前に収穫をしてください。
発芽適温 | 15~20℃ |
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生育適温 | 15~20℃ |
土壌適応性 | pH6.0~7.0 |
輪作年限 | 1~2年 |
植え付けの2週間前位に堆肥と石灰、油粕・化成肥料等を散布し、よく深耕しておきます。
肥料は根を作るために堆肥を十分に混ぜ込んでください。
排水の悪い畑では、高畝してタネまきを行います。
幅が90cm前後のベットを作り、条間20cmでスジまきを行います。
発芽後、間引きは必要に応じて混みあっている所を行います。
草丈が10cm前後になりましたら、間引きを兼ねて抜き取って収穫します。
ある程度大きくなったら伸びた茎葉を摘み取って収穫します。
大葉系のしゅんぎくは、中葉系のものに比べて葉の切れ込みが少なく、特有の香りも少ないのが特徴です。