メモ
エンツァイ・・・ヒルガオ科
原産地:東南アジア
エンツァイとはヒルガオ科のつる性の1年草で、東南アジア原産になります。
日本には沖縄県を経て九州に伝わりました。
葉はサツマイモに似た長卵形。茎は中空でほふく性があり、「空芯菜」や「ヨウサイ」、「アサガオ菜」などの別名があります。
栄養価が高く、ビタミンA・B・Cやカルシウム、カリウムや食物繊維を多く含んでいます。
発芽温度や生育温度が高いので暖かくなってからタネまきを行ってください。直播とポットまきの移植栽培両方が可能です。
高温には強い性質がありますが、低温には弱く、降霜で枯れてしまいます。水耕栽培が出来るなど湿気のある土壌好みますが反面、乾燥が続くと茎が堅くなるなど品質の低下が起きてしまいます。
発芽適温 | 25~30℃ |
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生育適温 | 20~30℃ |
土壌適応性 | ph6.0~7.0 |
輪作年限 | 0~1年 |
植え付けの2週間前位に堆肥と石灰、油粕・化成肥料等を散布し、よく深耕しておきます。
肥料は根を作るために堆肥を十分に混ぜ込んでください。
ポットやセルトレイにタネまき用の培土を入れ、土を湿られます。タネを2~3粒まいたら覆土をし、上から軽く土を押さえます。 定植までに1本に間引きを行います。
暖かくなった頃、直接畑に30cm間隔にタネをまくこともできます。
本葉が出始めたらポットに仮植を行います。
草丈が10~15cm程度になったら畑に株間30cm程度に定植します。
定植後2~3週間に1回程度追肥を行ってください。 極端な乾燥は品質の低下を招きますので灌水を行ってください。
新芽を摘み取って収穫します。