メモ
オリーブ・・・モクセイ科 常緑高木
※関東以西基準
地中海沿岸が原産地の常緑樹です。
生育が旺盛で樹勢が強く、育てやすい木です。
鉢植えでも十分育成できるので、ガーデニング素材に適した樹木で、洋風のお庭によく似合います。
風にそよぐ姿と、表は濃緑で裏側が銀色とも称される葉色、かわいらしい葉の形などが魅力です。
メモ
結実しますが生食はできず、また自家受粉しないため単独では結実しません。
オリーブの実からとれる油は、調理用、美容製品など様々な方法で利用されています。
日光を好むため、日当たりのよく水はけのよい場所を選んで植えましょう。またどちらかといえば乾燥した場所を好みます。
路地植えの場合は、水はけのよい用土と一緒に緩効性の肥料(発酵油粕)などを混ぜ込みます。
メモ
オリーブの木は根が浅いために、強風時など倒れやすいので、支柱で支えてあげるとよいでしょう。
真夏や渇水時以外はほぼ不要です。
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら与えるようにしましょう。
生育期の3~4月にかけて、緩効性の肥料(発酵油粕)を与えましょう。
夏は夏バテ防止に、液肥を水やりのときと同じように与えます。
秋の結実前(8~9月)と、結実後(10~11月)のお礼肥として緩効性肥料を与えましょう。
もともと乾燥気味の環境を好むため、梅雨時期の高温多湿な環境には注意しましょう。 寒さにあたることで花が咲き、結実します。寒さにはある程度耐えることができますが、東北以北の気候や、霜・凍結には弱いため、移動できない路地植えの場合は注意が必要です。鉢植えであれば軒下などに移動させ霜がつかないようにしましょう。
伸びすぎた枝や込み合っている部分の枝などは、枝の分岐から切り落としましょう。
適期は2月ごろです。余分な枝を間引いておくことで、他の葉に光が当たるようになります。
炭そ病 発生時期:周年
症状
葉に黒褐色の斑点が広がり、穴が開いたりします。
対策
高温多湿環境で発生しやすい病気です。風通しを良くし、定期的に殺菌剤を散布することで予防できます。
ハマキムシ
症状
巻いたり重ね合わせた葉の中に幼虫がいます。
対策
幼虫が小さいうちに、低濃度の薬剤散布で予防できます。葉の中にいる幼虫に薬剤が届きにくいため、補殺するか確実に薬をあてるようにします。
オリーブアナアキゾウムシ
症状
成虫は葉を食害します。幹の中に卵を産み付け、幼虫はそのまま幹の内部を食害し樹木を枯死させます。
対策
スミチオン乳剤で成虫を駆除します。幹の幼虫の居場所がわかれば、捕殺しましょう。