「ウーパールーパー」を飼おう

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ウーパールーパーのことをよく知ろう

左右に伸びたフサフサのエラ。笑って見える顔。ゆったりとした動きとユーモラスな体。そんなウーパールーパーはメキシコの湖に棲む、カエルやイモリと同じ両生類です。
現在は絶滅保護のため輸出が禁止されているので、販売されているウーパールーパーは国内で繁殖したものです。

ゴールデン
黄色い体にピンクの瞳。体にキラキラした模様。
リューシスティック
黒色の瞳で、白い体。幼体は黒点がある。
ブラック
黒い体に黒い瞳。
マーブル
薄い茶色の体に黒の斑点。
色・模様は多彩。
アルビノ
白い体にピンクの瞳。

体長、寿命、水温、限界水温

特徴

特徴

特殊なエラ(外観)

エラが左右3つ外についています。呼吸はエラ呼吸と肺呼吸ができます。

不思議な再生能力

手足やエラが食べられても、徐々に再生します。

視力が弱い

視力が弱いが、目の前で動くものをすばやく口に入れます。誤飲や共食いしないように注意しましょう。

ネオテニー(幼体の特徴を残したまま成熟する現象)

両生類は子供のときはエラ呼吸で、親になると変態して肺やひふ呼吸になるのが一般的。
でも、ウーパールーパーは、普通の飼育方法では変態しません。

オス・メスの見わけかた

オスは16㎝ぐらいになると、後ろ足とシッポの付け根あたりがぽっこり膨らみます。

ウーパールーパーの飼育にTRYしてみよう

家をつくろう

目の前で動くものを食べてしまう習性なので、単独飼育が基本。20㎝程度に成長するので、45㎝以上の水槽に、角がない隠れ家を設置しましょう。 上陸しないので島はいりません。
複数飼育する場合は、"隠れ家を複数入れる"・"同じくらいの大きさ"・"60㎝水槽に2・3匹まで"を基本に注意して飼育しましょう。

家をつくろう

魚との遊泳は、小さい魚はウーパールーパーが食べてしまい、
大きい魚はウーパールーパーのエラを食べられることがあるので難しい。

エサの与え方

小さいときは1日1回、成長したら2・3日に1回、お腹がすこし膨らむ程度与えましょう。与えすぎると消化不良になります。 残ったエサは水を悪化させるので必ず取り除きましょう。冬場は食欲が落ちてくるので、1週間に1回で十分です。

水換え(水替えの目安は2週間に1度)

総水量の1/3程度の水を、液体カルキぬきでカルキをぬいた水道水と交換しましょう。
ろ過フィルターのマットを掃除する場合は、バケツにくんだ飼育水かカルキをぬいた水道水で軽く洗いましょう。

夏の高水温は危険

低い水温には強いが、高い水温は苦手です。だから暑い夏は危険がいっぱい。水温が27℃を超えると要注意、30℃を超えると危険です。
エアーポンプによるエアレーションや冷却ファンなどの冷却装置を設置して、高水温対策をしましょう。

情報提供:株式会社キョーリン

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