左右に伸びたフサフサのエラ。笑って見える顔。ゆったりとした動きとユーモラスな体。そんなウーパールーパーはメキシコの湖に棲む、カエルやイモリと同じ両生類です。
現在は絶滅保護のため輸出が禁止されているので、販売されているウーパールーパーは国内で繁殖したものです。
特殊なエラ(外観)エラが左右3つ外についています。呼吸はエラ呼吸と肺呼吸ができます。 不思議な再生能力手足やエラが食べられても、徐々に再生します。 視力が弱い視力が弱いが、目の前で動くものをすばやく口に入れます。誤飲や共食いしないように注意しましょう。 ネオテニー(幼体の特徴を残したまま成熟する現象)両生類は子供のときはエラ呼吸で、親になると変態して肺やひふ呼吸になるのが一般的。 オス・メスの見わけかたオスは16㎝ぐらいになると、後ろ足とシッポの付け根あたりがぽっこり膨らみます。 |
家をつくろう
目の前で動くものを食べてしまう習性なので、単独飼育が基本。20㎝程度に成長するので、45㎝以上の水槽に、角がない隠れ家を設置しましょう。
上陸しないので島はいりません。
複数飼育する場合は、"隠れ家を複数入れる"・"同じくらいの大きさ"・"60㎝水槽に2・3匹まで"を基本に注意して飼育しましょう。
魚との遊泳は、小さい魚はウーパールーパーが食べてしまい、 大きい魚はウーパールーパーのエラを食べられることがあるので難しい。 |
小さいときは1日1回、成長したら2・3日に1回、お腹がすこし膨らむ程度与えましょう。与えすぎると消化不良になります。 残ったエサは水を悪化させるので必ず取り除きましょう。冬場は食欲が落ちてくるので、1週間に1回で十分です。
総水量の1/3程度の水を、液体カルキぬきでカルキをぬいた水道水と交換しましょう。 |
低い水温には強いが、高い水温は苦手です。だから暑い夏は危険がいっぱい。水温が27℃を超えると要注意、30℃を超えると危険です。
エアーポンプによるエアレーションや冷却ファンなどの冷却装置を設置して、高水温対策をしましょう。
情報提供:株式会社キョーリン
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