DIYでできるトラクターのタイヤ交換方法をご案内いたします。
■適合タイヤの確認方法
一般乗用車用タイヤと同様に、タイヤのサイド部に表示されています。
主に、タイヤの幅・リム径(ホイールの大きさ)・強度が記載されています。
・(ガレージ)ジャッキ:車体を持ち上げるために必要です。
・ジャッキスタンド:交換作業を行う際に車体を固定します。
・プライヤ ・タイヤレバー ・バルブドライバー(新品バルブコア) ・金たわし
・ハンマー ・空気補充機材(コンプレッサー、ポンプ等) ・石鹸水
作業は必ず平らで舗装された場所で行ってください。
ジャッキスタンドを使用して車体を持ち上げ、持ち上げた状態の車体を固定します。
インパクトレンチで、ボルトを外します。
ボルトを外したら、車体からタイヤを取り外します。
取り外し完了
表面についているバルブを開きます。
タイヤレバーとハンマーを使用し、ビート部を落とします。
※裏側も同様にします。
※ホイールが傷つく恐れがあるため、ゴムや段ボール等をホイールとレバーの接着部分に当てることをお奨めします。
タイヤレバーを使ってタイヤの端をホイール上に持ち上げます。
※持ち上がったところから順に回して外します。
タイヤを引き上げ、中のチューブを抜き取ります。
タイヤを起こし、タイヤレバーを差し込みます。
タイヤレバーを持ち上げ、てこの原理で、タイヤを取り外します。
※組付け前に行うこと
ホイールについたさびや癒着したゴムを金たわしで落とします。
タイヤの側面にある矢印で、回転方向を確認します。
タイヤの内側に石鹸水をかけ、滑りをよくします。
タイヤの周りを押してホイールをはめます。
チューブのバルブキャップとバルブコアを外します。
チューブに空気を少し入れて、タイヤの中に均等に収まるようにします。
バルブの穴に合わせて、タイヤの中にチューブを入れます。
※チューブを入れる際にバルブを穴に通します。
※バルブが穴に戻らないようにプライヤで固定しましょう。
チューブが全て入ったらタイヤを上から踏んだり、タイヤレバーをつかってホイールに押し込みます。
タイヤに空気を入れる前に、タイヤ記載の指定空気圧を確認しましょう。
バルブコアを差し込みます。
空気圧を確認しながら空気を入れます。
※空気漏れがないかバルブコアに石鹸水をかけ、確認します。
バルブキャップを閉めて組付け完了です。
車体にタイヤを取り付けます。
ジャッキで持ち上げ、ジャッキスタンドを外します。不安定な状態になるので、車体の下に身体を入れないように注意しましょう。
ゆっくりとジャッキを下げて、車体を地面に着地させます。勢いをつけて下げてしまうと、車体を傷める可能性があります。