レンガを使ったガーデンプロジェクト

How to...ハウトゥー:積みレンガの模様と仕組み

Brick Bonds and Patterns for Walls
積みレンガの模様と仕組み

ウォールを堅牢に仕上げるための秘訣は、互い違いに組んでゆくことです。上から下まで目地が並ぶような積み方だと、外からの力に対してとても弱くなってしまいます。


Basic Bonds for Brick Walls
レンガのウォールの基本的な組み方

画像 ウォールを組むときには3種類の基本的な方法があります。

・Stretcher Bond ストレッチャーボンド
・English Bond イングリッシュボンド
・Flemish Bond フレミッシュボンド

そのほかにも違った色や、何色かを合わせて、または石やタイルなどの、別の素材を使って様々な模様を創ることが可能です。


Stretcher Bond ストレッチャーボンド

どの段も、レンガの横が表面に出るパターンで、シングル積み用です。レンガ半分だけずらして積んでゆく方法で、端の部分で、レンガを半分にカットしたものが必要になります。ガーデンの、花壇や、低いウォールに適しています。 画像


English Bond イングリッシュボンド

イングリッシュボンドでは、ダブル積みである必要があります。 表面には、レンガの横長の部分と、幅の狭い方の面が出ます。幅の狭い方のレンガは、横長に置いたほうのレンガの丁度中央部分に位置するようになっています。 見手の通り、一番上の段ではレンガをカットする必要が出てきます。 画像


Flemish Bond フレミッシュボンド

フレミッシュボンドも、ダブル積みである必要があります。 レンガの横長の面と短い面が交互に表面に出てくるパターンです。 イングリッシュボンドと同じように、短い面は、必ず長い面の中央に来るように積んでゆきます。 画像


Pattern Samples サンプルパターン

違った色のレンガを使用することで様々な模様をつくることができます。サンプルは英国の菱形の模様です。同じ模様の繰り返しを、レンガを出っ張らせたり、引っ込ませたりすることで面白い模様に仕上げていますね。シンプルなウォールのなかに、ヘリンボーンの模様を入れたり、タイルや石など違った素材のものを組み込んだりしても良いでしょう。
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    英国ヨークにある大きなウォール
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    オーストラリアで見た模様
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    日本ではランダムに数式を合わせるのが人気らしい。このウォールは3:2:1の割合で使用


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