ミニ野菜づくりのヒント

日当たりと風通し

特別な場合を除いて、大抵の野菜はお日様が好き。できれば一日のうちに 6時間くらいは日が当たるところで育てるのが理想。でもベビーリーフなどであれば、 朝日などがあたり、あとは明るいような場所ならうまく育てることができます。 また病気などを防ぐ意味でも風通しのよい場所が望ましいですね。

用土は病害虫や、連作による障害を防ぐ意味でも、新しいほうが良いでしょう。 野菜用に酸度が調整され、元肥も入っている専用用土が安心で便利かもしれません。

水やり、施肥

水やりをする時は、野菜を観察するよいチャンスです。病気の兆しや、 虫がついていないかなどに気をつけながら、土の表面が乾いたら たっぷり(コンテナの下から水が流れるくらい)水をあげましょう。 春、秋は朝1回くらい、真夏は朝夕の2回、冬場は様子を見ながら 暖かい午前中に2、3日に1回くらい水やりします。 また、水やりをするたびに、 土の中の肥料分が流れ出てしまうため、元肥の入った土を使っていても、 あとから肥料を与える(追肥する)とよく育ちます。 苗を植えつけたり、 種から育てたものは3週間くらいしたら、液肥など扱いやすいもので追肥しましょう。 でも肥料はやりすぎると生育に支障をきたしますから、注意します。

野菜に合わせた育て方を

野菜は、生育温度や水、土の酸度など、それぞれが違った環境を好みます。 種などの場合は播種の適期や発芽に適した温度などが種袋に書いてあります。 よく確認して播種するようにしましょう。 苗の場合は、野菜苗が出回っている頃が 植えつけに適している時期です。 それぞれの種類に合わせて育てれば、 美味しい野菜を収穫することができますよ。



省スペースに向いた野菜選び

ちょっとしたスペースでも育てることができるよう、場所をあまりとらないで 育てることができる種類を選ぶことが大切です。 ミニ野菜はかわいくて育てやすく、 食べても美味しい三拍子揃った優れもの。 ハーブやベビーリーフと合わせれば、 かなりの種類を楽しむことができます。 ざっとご紹介すると・・・

ミニ野菜(あまり場所をとらなくてもよい野菜):ラディッシュ、ミニトマト、ミニキャロット(ミニ人参)、スープセロリ、ミニダイコン、トウガラシ、ピーマン、ミニレタス、ミニきゅうり、ミニキャベツ、小カブなど

ハーブ類:スイートバジル、ローズマリー、セージ、ナスタチウム、ワケギ、チャイブ、ミツバ、シソなど

ベビーリーフを楽しめる野菜:発芽してから10日〜30日くらいの、若い葉で、サラダなどに利用します。ホウレンソウ、ミズナ、コマツナ、ルッコラ、カラシナ、エンダイブ、ターツァイ、リーフレタスなど

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