英国における日本の庭

ジャパニーズガーデン入り口 園路 踏み石

英国にはThe JGS(Japanese Garden Society)、つまり日本庭園協会というのがあります。
1993年設立で歴史はそう古くありませんが。750名を超えるメンバーがいて
日本庭園を学びたい人、造りたい人などによるボランティアメンバーが活動を支えています。
同会は2002年のHampton Court Flower Showのスモールガーデンカテゴリーで、
また2004年のChelsea Flower Showのショーガーデンカテゴリーにおいて
ゴールドメダルを獲得しています。

The National Bonsai Society(盆栽協会)という、盆栽の技術を学びたい人、栽培する人、
そして盆栽のアートを究めたい人の協会もあります。こちらはもう少し古く、1973年の
創立だそうです。盆栽を芸術として、英国式盆栽を創造する人たちも含めて
毎月会合がひらかれているようです。

有名なチェルシーフラワーショウでも、和の庭にインスピレーションを受けたガーデンや、
盆栽の展示が毎年あります。


チェルシーフラワーショウの盆栽展示ブース

盆栽プチインフォ

盆栽は、「盆景」といって中国が唐の時代の発祥です。日本には平安時代に入ってきましたが当時は高尚な趣味の世界でした。江戸時代に入ると盆栽と呼ばれるようになり、スタイルも日本独自の進化を遂げてゆきました。
盆栽は小さな鉢の中に壮大な景色や宇宙観までも込める事ができる素晴らしいものです。
また、盆栽は長寿。中には千年を超えるものもありますし、同じように見えても、年々良くなってゆき、高齢になっても続けることができる 奥の深い趣味なのです。

このBONSAIという言葉は、今では世界でも認められている芸術です。
私達日本人は意外と身近すぎて、また比較的地味に見えるためシルバー世代の趣味だという偏見があるかもしれませんね。でも最近ではコケ玉を初めとして日本でも和のテイストが見直されてきていると思いませんか?
やはり日本人のDNAには、盆栽文化が脈々と流れているのかもしれません。

英国にある「和の庭」

英国のリンカンシャーで「ジャパニーズ・ガーデン」と謳ってオープンしている庭を 尋ねたことがあります。こちらは日本人の方が現地で手に入るもので作られた自己流の和庭だそうです。
私達日本人の感性からすると、「微妙に」ニュアンスが違うような気もしますが、これが、英国人のテイストに合う和の庭なのかもしれません。
また、英国人友人宅の庭の一部にあった、所謂ジャパニーズ・ガーデンというのを見る機会もありました。写真をいくつかお見せしましょう。
少なくとも和に憧れる英国人の熱意みたいなものを感じます。


  • ジャパニーズガーデン入り口

  • 園路

  • 踏み石

  • 池と灯篭

  • 太鼓橋

  • 築山風

  • 枯山水風

  • 枯山水風2

  • 個人亭のジャパニーズガーデン

  • 日本風に刈り込んだ樹木

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