おすすめローズガーデン

バラが大好きだと、そればかりに目がゆき、他の植物を見過ごしがち。でも他の植物を入れることで、美しいバラが一層引き立ちます。また宿根草などを混ぜることで、バラの花のない季節も美しい庭として楽しむことができるのです。
冬が来ても、庭のストラクチャー(構造)デザインがしっかりしていれば、なおステキ。メンテナンスも楽になるかもしれません。
たとえば・・・のローズガーデンです。ご参考までに・・・。

レイアウト例&サンプルプランツ

庭全体をローズガーデンにするのは大変。宿根草などと混ぜてみましょう。年間を通じて楽しめる庭になります。
また、平面的になりがちな庭に高さを加えるとフォーカルポイントにもなりますね。

アーチやアーバーでなくても、ガーデンアクセサリーのようなものをレンガの台の上に乗せる手もあります。お宅にあるもので工夫して、バージョンアップさせてみましょう。
あくまでもご自分のテイストを大切になさってくださいね。

バラと一緒にあわせやすい植物もご紹介します。

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POINT1

ここでは、レンガの小道の突き当たりに、アーバー(アーチやパーゴラのようなもの)を設えて、つるバラやシュラブローズをアーチ仕立てにしたものを絡ませます。 
ここではバラですが、クレマチスとの混植もステキですよ。その下にベンチなどを置いてみました。


POINT2

手前の入り口両側にはブッシュかシュラブローズをスタンダード仕立てにしてちょっとフォーマルにしています。足元にはここではラベンダーを使っていますが、チャイブなどでもかわいらしいものができますね。


POINT3

庭の奥側にはフォルムの美しいコルジリネかニューサイラン、そしてアカンサス・モリスなど冬にも葉色を楽しめるものを、またジギタリスなど背の高いものも入れるとステキです。
バーベナ・ボナリエンシスも、動きがあって面白いと思います。


POINT4

ラベンダーの周りを取り囲むようにしているのはゲラニウムやフウロソウ、リシマキア、アルテミシア、プルモナリアなどで、花も楽しめるグランドカバーですが、これを、ミニバラのグリーンアイスなどに替えてもよいでしょう。


POINT5

後ろのほうにはシュラブローズ、園路中央あたりにはブッシュローズや、香りの良いバラをいれて、目だけではなく五感を刺激するようにしたらどうでしょうか。