第6回目のテーマはシェードガーデン

日当たりの悪い場所や木陰、北側の通路など、日陰だからとあきらめていませんか?
Shade garden(シェードガーデン)は、最近注目されています。特に昨今のような夏の暑さを考えると、 逆にシェードガーデンのほうで、植物が元気に育つかもしれません。今回は、そのシェードガーデンがテーマです。

水辺の植物の種類

Light shade 明るい日陰(落葉高木の下など)

一日のうちに朝の数時間、日が差すような場所や木漏れ日がさすような場所には、殆どの植物が育ちます。夏の暑さに弱い植物や山野草、春に咲く球根類などには、とてもよい環境です。花色なども、より鮮やかだったりします。

Partial or medium shade 間接光で明るい、半日陰

北側で、夏は上から光が差すことがあるが、それ以外は直接、日が指すことのないような場所や建物の陰など。こういったところは、一応殆どの植物が使えますが、日当たり好きな植物はすこし徒長するかもしれません。樹木などで、間接光をさえぎるものがなければ問題ありません。ただし、建物側は雨が当りにくく、乾燥しやすいことを考慮して、植物を選ぶ必要があります。

Full shade 暗い日陰

常緑高木の下や、生垣・高い塀などに囲まれて、殆ど日がさすことはない場所。北側の階段下やデッキ下、キャノピーの下なども暗い、常緑高木の場合は株元のあたりは、暗くて乾燥しやすいので、高木の下枝を少し切って、ある程度明るくするなどして、リーフプランツを中心に楽しみます。