レンガで作ろう「バーベキューコンロ」

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6.網・鉄板を乗せる部分もレンガで作る

バーベキューコンロであるからには、網や火床となる鉄板を乗せる部分を作らなければならない。鉄やステンレスのパイプを目地に挿し込んで渡す方法もあるが、今回はレンガを左右からはみ出させて網を乗せる「足」を作ってみた。

・入口は低く
まず、左右の一番入口に近い部分のレンガは7段目を最後に積むのをやめる。こうすることで腕がより一層コンロの中まで届きやすくなる。作業性を高めるための設計だ。
・レンガをはみ出させて台作り
11段目と14段目は、写真のように外周は枕木と水平方向に1列のレンガ、左右の内側はレンガの長さ半分をはみ出させる格好で積む。内側にはみ出させておいたレンガは、自分の重みでボトッと落下してしまうので、別のレンガを「押さえ」代わりに使ってセメントが乾くのを待つ。
 
一人が並べながら、一人が
同時に押さえていく
  7段目の左右はこのように
はみ出させた

 
セメントが乾くまで
20〜30分静かに待つ
  12段目以降はレンガ長辺
1/4分を外側にはみ出させ、
さらに14段目は11段目
と同様に 内側に出している

レンガを“半分置き”させるテクニック
今回のバーベキューコンロ作りで、ポイントとなる部分がここだ。半分はみ出させるという積み方を間違えないことと、レンガを静かに固定させることに気を付けよう。今回の押さえには、別の大きな種類のレンガを使用した。


7.天面には山を造形

この状態から山を作る

2段の台を作り終わったところで、機能としてのバーベキューコンロはすでに完成した。だが天面がやや寂しい。せっかくレンガを使ったDIYなんだから世界に一つしかないオリジナルデザインにしたい。ということで、天面に山をイメージした装飾をつけることにした。


どんどん積み上げて

16段積んでまだ余っているレンガを、階段状に積み上げていく。左奥のコーナーに向かって徐々に高くなるデザインで、さらに6段積み上げて完成。


頂上へ到着

・目地を水で洗い流す
積みが終わったところで、内側・外側にはみ出している目地のセメントをきれいに洗い流そう。片手にはホース、片手にはナイロンブラシを持って水をかけながら目地を磨いていく。半乾きの状態だったセメントがポロポロと落ち、レンガもしっとりと水に濡れてバーベキューコンロも美しく変身だ。


水をかけると
一層美しく見える

8.炉のまわりに化粧砂利を敷いて完成

化粧砂利は7袋使った

バーベキューコンロの内側は路盤材が、枕木の外側は土が露出したままだ。このままでも良いのだが、ここはひとつ化粧砂利を敷いて美しく仕上げてみたい。


使ったのはコメリオリジナル商品『洋風庭園敷き砂利』。色は穏やかなピンク色の「レッド」と淡い緑がかった白色の「ホワイトグリーン」を選び、飾ってみた。これで完成だ!


今回使ったレンガはコメリのレンガプロから注文できます。
レンガPRO


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