「おしゃれなテーブルを作って自慢したい!」「鍛鉄でできた家具を修繕したい!」
そんな願望を叶える”溶接機使い”になるために、溶接機を使ってみましょう。
「プロが扱うもの」「男の仕事」「火花が飛び散って危険」とのイメージが強い溶接機。
そこで今回は、初めて溶接機を使う際のポイントを、溶接初心者の女性スタッフ2名で取材して参りました!
1.今回使用した『レッドゴー120』は、100V・200V兼用ですので、家庭用電源でお使いいただけます。
2.アースグリップは、溶接する材料に直接接続してもOKです。
3.接続棒を作業台に当てると、火花が飛びますので注意してください。
4.厚いものを溶接する場合は“強く”、薄いものは“弱く”、出力数を設定します。
5.さっそく溶接物をくっつける作業に入ります!
最初に、接合するを溶接物をくっつけ、利き手側の端を仮付けします。
マッチを擦るような感覚で溶接棒を当てると、火花が出やすくなり、溶接しやすくなります。
溶接直前に、他の溶接物を擦って、火花を出しやすくしておきましょう。
溶接棒を左右に振ってすみやかに外してください。電源が弱いと起こりやすい現象です。
また、延長コードを使用する場合も、距離によって電圧降下が起こります。
100Vで使用する場合は、安全のため延長コード10m以内での作業をオススメします。
6.利き手側から反対方向に溶接します。そのまま手を下ろしていくイメージで溶接します。
初めての場合、どうしても速くなってしまいがちですが、溶接したい箇所をしっかりと狙い、
ゆっくり進めることがポイント!このコツを掴むことが、溶接機使いへの第一歩です!
7.バリをチッピングハンマーで取ります。
裏面が写真のようにかわっていると、しっかり熱が通っている証拠です。
1本で約7〜8cm程度の溶接ができます。
【女性でも簡単に扱えます】
女性スタッフが、教えてもらいながら溶接に初挑戦!
飛び散る火花に、最初はビクビクでしたが、慣れてしまえば平気…。どころかちょっと楽しいかも?!
溶接機と溶接棒だけでも、簡単に小物入れが作れちゃいます!
【材料】
フラットバー底板:3枚
側面板:8枚
上板:4枚
計 15枚
1.フラットバーをランダムにカットし、自分の好きな形に組み合わせます。(今回は、上記の材料を使いました。)
2.底板を3枚並べ、四つの接地箇所を仮付けしてから、本付けします。
3.側面板の角度を自分の好きな角度に調節してください。固定したら、内側を溶接します。
【ポイント】
内側を溶接した後、外側も溶接することで強度がUP!
4.側面板の上の部分と、上板の側面をとめていきます。溶接の面積が狭いので、仮付けと同じ方法で、一箇所だけとめます。
5.最後にチッピングハンマーでバリを取れば…できあがり!
15分程度で簡単に作れました。上板は一箇所だけの溶接ですが、小物入れとして使うのであれば十分な強度です。
溶接機は最初のバチバチという音と、火花にさえ慣れてしまえば怖くありません。これだったら女性でも簡単に溶接機使いになれそうです!
溶接専門ウェブサイト「溶接人」
http://www.welder.co.jp/index.html
資料提供:スター電器製造株式会社
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