壁紙の選び方とお手入れ方法 壁紙の選び方とお手入れ方法 壁紙の選び方と
お手入れ方法

壁紙の選び方とお手入れ方法

施工が簡単で、リフォームにもオススメな壁紙類。
デザイン&カラーが豊富なので、思い通りのお部屋に!

選び方のポイント

F☆☆☆☆基準製品を選ぶ

シックハウス症候群の原因のひとつとされているホルムアルデヒド。
壁紙には飛散値の表示義務があり、安心な製品選びの基準になっています。

素材とメンテナンス

施工する空間の環境や用途を考えて、素材を選びましょう。メンテナンスの方法もあらかじめ確認しておけば安心です。

リフォームには厚手のものがおすすめ

新築は種類を選びませんが、リフォームの場合、下地の状態が仕上がりに影響するので発泡系の厚手のものなどを選ぶとよいでしょう。

必要な機能を検討する

汚れを拭き取りやすいものや吸放湿性効果のあるもの、ペット対応の強度をうたったものなど、機能性をもつ壁紙もありますので、環境に合わせて選びましょう。

おすすめの貼り方

壁紙も貼り方によって様々なデザインが楽しめます。ここでは人気のある貼り方をご紹介します。

上下の貼り分け

上下の貼り分け

カラーやパターンを変えたり、腰壁部分に表面強度に優れるペット対応の機能を持つものを貼る。

壁面の貼り分け

壁面の貼り分け

壁の一部だけに別のデザインの壁紙を貼ってアクセントをつける。

トリムを使用した貼り分け

トリムを使用した貼り分け

天井際や中央にトリムを貼ってアクセントをつける。
トリムを中央に貼って上下を貼り分けするのもおすすめです。

お手入れ方法のポイント

トリムを使用した貼り分け

まずは、ここがポイント!

壁紙が仕上がった時の美しさを保つためには日常のお手入れが大切です。
そこで、ここでは壁紙のお手入れ方法についてご紹介します。

  1. ●壁紙の素材をチェック!

    ビニル・織物など素材を確認しましょう。

  2. ●壁紙の素材をチェック!

    手あかや食べ物のシミなど、汚れの原因をチェックしましょう。

  3. ●汚れに合わせたお手入れ方法をチェック!

    汚れに合わせて適切なものを使用してお手入れしましょう。

素材別のお手入れ方法

ビニル壁紙

  • ・ジュースや調味料等の汚れがついたら、水か中性洗剤を薄めた布で拭き取り、仕上げは乾布で拭き取ってください。
  • ・壁紙表面に凹凸がある場合、軽く歯ブラシなどを使って汚れを除いてください。
  • ・シンナーなどの溶剤は壁紙を傷めますので避けてください。
  • ・ジョイント部分に汚れた液や洗剤が染み込むと取れなくなり、剥がれの原因にもなりますからご注意ください。

オレフィン壁紙

  • ・ビニル壁紙と同様のお手入れでOKです。
  • ・ただし、オレフィン樹脂の特性上、塩ビ製品と長時間接するような場合、壁紙表面が変質することがあるので、少し隙間をとるなどの配慮が必要です。

紙壁紙

  • ・表面にコーティング加工がされているものはビニル壁紙と同様ですが、基本的には水拭きは避けてください。
  • ・手あかなどの汚れは、消しゴムでこすりとるように落とします。ただし、強くこすりすぎないように注意してください。

織物壁紙

  • ・織物壁紙には水分は厳禁です。部分的な汚れは、食パンの中身のしっとりした部分で丁寧にこすり落とします。
  • ・簡単な方法として、消しゴムでこするやり方もありますが、高級品では光沢を消してしまうこともあるので、取り扱いに気をつけてください。
  • ・どちらの方法による場合でも、まず小さくて目立たない部分でテストしてから行ってください。

珪藻土壁紙

  • ・かるい液体汚れが付着した場合は、中性洗剤を水で薄めて頂き、スポンジ等で軽く叩いた後、乾いた布で拭き取るとある程度は、除去できます。
  • ・ただし、表面の粒子(骨材)に染み込んでしまうと除去するのが困難です。
  • ・ホコリなどの汚れが付着した場合は、乾いたスポンジ等で叩きながら、吸い出すようにして除去します。
  • ・または、やわらかい毛足のようなもので掃き出したり、掃除機等のブラシで叩きながら吸い出すようにすると、ある程度は除去できます。

注意事項

タバコの煙、台所の油煙

タバコの煙や台所からの油煙は、壁紙を短時間で黄変させ頑固な汚れとなります。室内の換気を心掛けてください。

直射日光からの保護

壁紙は直射日光があたる場所では変退色する恐れがあります。
カーテンやブラインド等での日除けを心掛けてください。

粘着テープを貼らない

テープの粘着剤が壁紙に移行し、変色や汚れの原因となったり粘着テープを剥がす時に壁紙を破損する恐れがあります。

換気・除湿を行う

結露は、壁紙のシミ・カビ・剥がれの原因となります。結露を防ぐには換気回数を多くしてください。除湿機を活用することも有効です。

情報提供

株式会社 シンコール

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