刈払機替刃
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刃の選び方
草刈機・刈払機の替刃には最も一般的なチップソーやナイロンコードの他にも金属刃や金属刃など様々な種類があります。それぞれの刃の特徴を把握して、適切な刃を選ぶようにしましょう。
刃の種類
チップソー
チップソーは最もメジャーな草刈機・刈払機の刃です。円盤状の刃の先端に、切れ味の高い金属製のチップを取り付けています。チップソーを選ぶ際には下記の4点を考慮するようにしましょう。
①サイズ(直径)
一般的なチップソーのサイズとして、230㎜(9インチ)と255㎜(10インチ)があります。小さな排気量の草刈機・刈払機に255㎜の大きなチップソーを使うと、重くなり充分な回転が保持できず、上手く草を刈ることができません。目安として、26㏄未満の草刈機・刈払機では230㎜を使用し、26㏄以上の草刈機・刈払機では255㎜を使用するようにしましょう。
②チップの数
チップの数にも様々な種類があり、36枚刃や48枚刃などがメジャーな数になっています。(チップの数は〇枚刃と表現します。) チップの数は多ければ多いほど、草に当たった際に抵抗の数が増えるので回転が下がりやすくなりますが、一つ一つの刃への衝撃は軽減されるので草への食い込みを良くするとされています。ただし、刃が多いとチップソーが起こす風が強くなり、草が逃げてしまい刈りにくいという意見もあるようです。 その為、大まかな考え方として、『やわらかい草が多い場所ではチップの数が少ないチップソー』『竹や雑木林などで固い草を刈るチップの数が多いチップソー』と考えておくと良いでしょう。
③重さ
チップソーの重さは作業負担に直結します。長時間腕を振り続けることになるので、重ければ重いほど疲労は大きくなり、作業負担が増します。多くの穴が空いていたり、メッシュ構造になっている軽量化されたチップソーがおすすめです。
④その他
チップソーを選ぶ時には上記以外にもそのチップソー特有の機能も意識しましょう。『耐久性』『切れ味』『静音』『制振動』など必要な機能を考えて選ぶようにしましょう。
金属刃
チップソーよりも耐久力が高く、使用頻度の高い業者や農家の方におすすめなのが金属刃です。2~8枚の少ない葉を持った円盤状の刃で、枚数が多いほど固い草や竹などを刈る作業に向き、枚数が少ないほど柔らかい草を刈る作業に向いています。チップが欠けやすいチップソーよりも耐久性が高く、切れ味が悪くなっても研磨することで切れ味が回復するので、使用頻度が高く、頻繁にチップソーを交換している方に特におすすめです。ただし、硬いものに当たった時の反動(キックバック)が起きやすいので、初めて草刈機・刈払機を使用する方にはおすすめできません。
ナイロンコード(カッター)
ナイロンコードは金属製のチップソーとは異なり、ナイロン製の紐を高速回転することで草を刈ることができます。チップソーや金属刃に比べて、大きな事故になりにくく、初心者の方にも安心してご利用いただけます。ナイロンコードを選ぶ際には下記の3点を考慮するようにしましょう。
①コードの太さ
ナイロンコードの太さは一般的に2~3㎜の物が多くなっています。ナイロンコードは基本的に太ければ太いほど切れ味が良くなり、耐久性が高くなるとされています。その反面、太すぎてもエンジンの負荷が大きくなる為、適切な太さを選ぶ必要があります。目安としては排気量(㏄)の1/10程度の太さ(㎜)を選ぶようにします。例えば26㏄の草刈機・刈払機では2.4~2.7㎜くらいがおすすめです。
②コードの形
ナイロンコードにはコードの形状にも様々な種類があります。各社で様々な形状を販売していますが、一般的には『丸型』『角型』『ツイスト型』『のこぎり型』などがあります。それぞれ下記のような特徴があるので、自分に合った形を選ぶようにしましょう。
丸型 | 耐久性が高く、安全性も高く、一番人気。 |
---|---|
角型 | カドがあり、丸型よりも切れ味が優れる。 |
ツイスト型 | 耐久性と切れ味の両面で優れており、商品によっては騒音が抑えられる物も。 |
のこぎり型 | ギザギザした形状で、高い切断力と耐久性を持ち、使用頻度の高い業者、農家の方に人気。 |
③コードの装着方法
ナイロンコードにはコードの装着方法にも種類があります。一般的には下記の4種類があるので、自分に合った装着方法を選びましょう。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
コード 差し込み式 |
穴に差し込むだけで簡単にセットできる。 | コードが短くなるたびに、交換作業が必要。 |
巻き取り式 | 昔からあるシンプル構造で、コストを抑えられる。 | コードが短くなるたびに、交換作業が必要。 |
フルオート式 | 自動でコードの適切な長さを維持してくれる。 | コードの長さの微調整ができない。 |
タップ式 | ローラー部分のボタンを地面にタップして、コードを伸ばせて、楽に作業できる。 | 他に比べるとコードの設定が難しい。 |
プラスチック刃・樹脂刃
プラスチック刃・樹脂刃は多くがナイフの形状でチップソーなどに比べて太い茎などを刈ることができます。また多くのナイフ形状の刃は、硬いものに当たると中に引っ込むため、当たった時の反動(キックバック)も起きにくいのが特徴です。また金属製の刃に比べると音も静かなので、住宅街などの騒音が気になる場所でも使いやすくなっています。