
「洗濯洗剤がまた値上げ…?」賢く節約できるテク3選
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お米や野菜、ガソリンなど。最近では「値上げ」という言葉を見ない日がありません。物価が上昇する今だからこそ、お金の使い方を見直すチャンスです!今回は、誰もが使う「洗濯洗剤」について節約のポイントをご紹介します。
洗濯洗剤の値段は5年前から1.5倍に
消費者庁が毎月発表している「生活関連物資の価格動向」では、26品目の日常生活関連物資について、販売価格の月次変動を公開しており、その中でも近年、とくに大きな上昇が見られるのが「洗濯用洗剤」です。たとえば、2025年6月時点での価格指数は、2024年平均(令和6年平均)を100%とすると、120%超に達しています。さらに、令和2年(2020年)を基準とした指数では、洗剤は149.5ポイントを記録しており、約1.5倍に価格が膨らんでいます。

一人暮らしでは軽微な影響かもしれませんが、子育て世帯では1日1~2回洗濯することも珍しくなく、洗剤代だけで年間数万円の支出増となるケースもあります。たった2割の値上げでも家計にはかなり大きな打撃です。では、洗濯洗剤の費用を抑えるにはどんな手段があるのでしょうか。どんなことができるのかご紹介します。
1.規定量を守って使用する
洗濯洗剤には、製品ごとに水量に合わせた規定量が定められています。例えば、一般的な液体洗剤であれば水量30Lに対して洗剤30mL(キャップ半分程度)が適正とされ、規定量以上の洗剤を使用しても洗浄力は上がらず、かえってすすぎ残しの原因になります。決められた量を正しく使用することが節約につながります。使用している洗剤の水量と規定量を確認してみましょう。

2.業務用など大容量品を使用する
液体洗剤の詰替えを中心に、通常より容量の多い「大容量パック」が販売されています。セールなどで特売となるタイミングにまとめて購入し、ストックしておけば買い物の手間も削減できます。また、商品によってはさらに大容量の業務用洗剤も販売されているのでこちらを使うのも手段の一つです。
3.使用する洗剤を置き換える
思い切って使用する洗濯洗剤を置き換えてみる方法もあります。洗剤のタイプを変えたり、メーカーを見直したりすることで価格を抑えることができます。
(1)洗剤のタイプを変える
低価格で洗浄力が高いとされている粉末タイプや、使用量が少なくて済む濃縮タイプの液体洗剤に変える、柔軟剤入り洗剤を使い、柔軟剤の使用をやめるなど費用を抑えることができます。
【コメリオリジナルの洗濯洗剤】
(2)コスパの良い洗剤に置き換える
思い切って価格が安い商品に置き換えることもできます。スーパーやホームセンター、ドラッグストアなどからプライベートブランドの洗濯洗剤が発売されています。コスパの良い商品も多いので一度試してみることをおすすめします。
【コメリオリジナルの洗濯洗剤】
人気が高まるコメリのオリジナル洗濯洗剤
商品開発担当のコメント

2023年9月頃から、原材料価格の高騰や物流費などの上昇により、各社の洗濯洗剤の価格高騰が始まり、それに伴いコメリオリジナルの洗濯洗剤の販売数が伸長していきました。おそらく、比較的価格の安い洗濯洗剤を試しに使ってみようというお客様が多かったのだと思います。もともと、製品の価格とスペックにこだわって商品開発をしていたので、一度使っていただく機会があれば、製品の良さを実感していただける自信がありました。
そこで、2023年の冬から製品のリニューアルやラインナップの充実に舵を切りました。商品開発を行う際、価格で優位性を持つことの他に製品に「本来求められている機能(性能)」は何かを考えています。“洗濯洗剤”であれば、何よりも“洗浄力”です。商品開発にお金を掛ければ機能性の高い商品ができるのは当然ですが、譲れない機能(性能)にしっかりとフォーカスすることで、お客様のニーズにマッチした商品を提供したいと考えています。高機能の製品は、メーカー様にお任せして、コメリだからこそできる「コスパの良い商品」を目指しています。店舗で聞くお客様の声は「安くて助かる」「想像より良くて驚いた」とのお声をいただいています。売れ行きも非常に好調で、販売数量は前年比120%と好調。コメリで販売する洗濯洗剤の4分の1を担うまでに成長できました。
いかがでしたか。今回は洗濯洗剤の節約術についてご紹介しましたが、他にも柔軟剤や漂白剤など、洗濯まわりだけでも節約できる物はまだまだあります。お家の状況に応じて賢く節約していきましょう。