大場秀章先生の「草木花ないまぜ帳」 |
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テーマ: ヤマブキとアオキ |
日頃見慣れている植物との異国での出会いは嬉しい。ヤマブキやアオキは、どこにでもある日本の植物だが、ヨーロッパでもごく普通の園芸植物になっている。ともに日本ではあまり見向きもされない植物だが、ヨーロッパでは愛好者も多い。春先きのよく晴れた日は、晴れていることだけで心が浮き立つものだ。それというのもいつも曇り勝ちで、時雨れることも多いからだ。そんな晴天にヤマブキの花はとても映える。レンギョウの黄金色もそうだが、ヤマブキの方が一層清楚感が漂う。日本でみるヤマブキとも色合いが少し違う感じがする。 |
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