タブローの作り方

タブローというのは、フランス語でTableau(絵画)のことですが、
園芸でタブローというと、絵のように植物を植え込んでウェルカムボードや
表札、ウォールハンギングとして飾るものを指します。

多肉植物は、このタブローにはぴったり。 作っても飾っても楽しいですし、
コツさえ掴めば簡単に作れます。
レシピでもこの方法を利用しますので、作り方をご紹介しましょう。

■用意するもの

木の板や、合板、フレームなど土台となるもの、糸ノコギリなどの道具、チキンネット、
ミズゴケ、用土、割り箸、多肉植物アソート


■作り方

1.土台に穴をあけます。材料によって穴の大きさは調節しましょう。

2.裏側からチキンネットを穴を塞ぐように置き、表面が膨らむように形づくります。

3.ミズゴケを敷き、用土を湿らせて丸いお団子状にしたものを入れて、
裏側にもミズゴケをひと並べし、薄い板をあてて裏からタッカーや短い釘などで 留めます。

4.多肉植物の挿し穂は、茎の部分を2cmくらいのところでカットし、
2日間ほど乾かしたものを使います。

5.タブローの台を水に漬けて水を含ませます。

6、チキンネットの中央部分から挿してゆきます。割り箸で穴を大きめに開け、
挿し穂を根元までしっかり挿し、ミズゴケを箸で寄せて固定しましょう。

7.外側に向かって、余り隙間をつくらないように挿してゆきます。
違った色やテクスチャーのものをうまく合わせてください。

8.土台が見えないくらいに挿したらできあがり。
半日陰に4〜5日置いてから、 目的の場所にディスプレイしましょう。

イラスト1
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イラスト2
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■アイディアレシピ

上記で説明した作り方でハンギングタブローを作ってみましょう。
ミニ多肉の挿し穂を用意します。
光不足などで徒長してしまった多肉さんなどを切って利用すると更新にもなるし、ちょうどいいですね。
ここでは、お家にあるフォトフレームやアートフレームをつかって小さな多肉のタブローに挑戦です。
置いても、壁にかけてもいいのではないでしょうか。
手に入る材料で、あなただけのアートを飾ってみませんか?

フォトフレームの裏蓋とガラスを外し、チキンネットまたは風除けネットを使い、
タブローの作り方を参考にして作ってみて下さい。
セットしたら裏蓋を戻せば、台ができあがり。
できるだけ詰めて挿してゆくと綺麗につくれます。
材料はお手持ちの、また手に入る多肉さんを使って自由に挿してください。 楽しいですよ!

イラスト3
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イラスト4
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使用植物

朧月

朧月

クロホウシ

クロホウシ

エケベリア・エレガンス

エケベリア・エレガンス

センペルビウム

センペルビウム

セダム

セダム

ヒダカミセバヤ

ヒダカミセバヤ

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