ボーダーガーデンの種類

ボーダーガーデンには、そのテーマや環境によって様々な種類があります。全種類というわけではなく、そのボーダーの特徴的、または象徴的なイメージを表しています。テーマを決める時に、考慮すべきいくつかの点を上げてみますので、ご自分のガーデンを作るときのヒントにしてみてくださいね。



位置と環境

道路側か家側か。日向か日陰か。背景になるグリーンやウォールはあるか。

形、スタイル

作る場所は直線的、または幾何学的か、曲線的か。またはどういう形にしたいか。
抽象的でもよいが、作りたいボーダーのイメージはあるか、例えば、コテージガーデン風、お年よりや、身障者などが作業しやすい庭など。

メンテナンス

作った後の管理は容易か、水やりなどがしやすいかどうか。これはよく考える必要あり。
手入れの行き届いたガーデンは、やはり美しさの決め手となるので、どの程度メンテナンスに時間を掛けられるかも考慮する。また、逆に手間のかからない植物を選んで、ローメンテナンスボーダーを作ることも可能。

植栽

特に集めている植物があれば、それを中心にテーマを決める。
ローズ・ボーダー、ワイルドフラワー・ボーダー、ハーブ・ボーダー、カラーリーフ・ボーダー、ポプリやクラフト、ボタニカルアートのためのボーダーなど。ロックガーデンプランツを集めたガーデンやまた、潅木類を中心にしたシュラブ・ボーダー、宿根草中心のペレニアルボーダーなど、植物の種類によってテーマを決めるのも良い。

ボーダーの色彩をテーマにする場合。白を中心にしたホワイトボーダー、ピンクやパープル、パステルボーダー、季節により、寒色でまとめたクールボーダー、逆に暖色でまとめたホットボーダーなどが良い。

ボーダーガーデンを作るときに注意すること


●苗を選ぶときには、予め最終の草丈がどのくらいになるか、また幅がどのくらいになるかなどを調べて、植えるときの株間を十分にとるようにしましょう。

●花の咲く時期を全体としてみたとき、年間でどのような花が、どのくらいの長さで咲くのかを考えておくとよいでしょう。ボーダーの花期が集中する時期はあるかも知れませんが、そのほかの季節でも、ボーダーガーデンのどこかで花が咲いているようにすると季節感を出すことができますね。一年中花が一杯のボーダーを作ろうとすると、植え替えやメンテナンスなどが大変で、負担が大きくなります。

●花によっては、梅雨時から夏にかけて蒸れやすいもの(つまり夏の高温多湿に弱い)植物があります。ボーダーの中ほどで風が通らないような位置ではなく、できるだけ風通しが良くて、夏場半日陰になるような場所を選びましょう。

●成長を見て、あまりにも生育が旺盛で他の植物を凌駕(りょうが)してしまうような場合には、適度に剪定したり株分けしたりして、調整しましょう。

●冬越しが難しいものは、秋までに更新用に挿し木をしたり、鉢上げするなどして室内で管理し、次の季節に備えましょう。

●花だけで高さを出すのが大変なときは、背景の樹木や潅木をうまく利用して立体的に。

●長い距離をボーダーガーデンにするときは、いくつかの植物のグループを繰り返して使う手法が便利です。