ベランダやバルコニーの環境や、決まりごとを知る
違いがわかりましたね。こうみると、ベランダは雨による潅水は期待できませんが、霜や嵐などからは守られている場所ということになりますね。総じていえる環境は、どんなことでしょうか。土がないので、コンテナでの栽培ということになり、水切れが一番注意する点ということになるのでは?
また、日当たりや風通し、逆に風が強すぎる、西日が強く当たって困るという場合もあるかもしれません。風の心配がある場所では、フェンスと鉢や樹木を麻紐などで繋いだり、風よけや西日よけのパネルを設置するなどの工夫をしましょう。西日に比較的強い植物を選ぶ必要も出てきますね。次は決まりごとについてです。
1.賃貸か分譲か?
集合住宅などの賃貸の場合、ベランダ部分は占有面積に含まれないので、広いベランダやバルコニーのあるお部屋は借りトクですね。でも、賃貸の場合は、ベランダの使用制限などがあることも多いので、ビッグプロジェクトをお考えの場合は、注意する必要があります。ですが、撤去可能であることを基本に考えましょう。 | |
2.避難通路
マンションなどの場合、お隣のベランダとの境が、薄いパネルの壁で仕切られていることが多いと思います。ベランダは、非常時に非難するための通路としての役割を持っていますから、そこを塞ぐことのないよう注意しましょう。何かを置く場合は、簡単に移動できるものにしておきましょう。 | |
3.手すりの高さ
マンションなどの手すりは、通常110cm以上という決まりがあります。子供が乗り越える危険のない高さということになっています。ですが、手すりの前に物干し台や、プランター、花鉢などが置かれた場合、その上に乗ることで、手すりの上に身体を乗り出す恐れがあることになります。小さなお子様がいらっしゃる場合、また、小さなお子様が訪れる可能性のあるお宅では、安全のために十分注意する必要がありますね。その場合はむしろ、部屋側に植物を置かれるほうがいいかも知れません。また、逆にフェンスやウォー側では、日が当たらないけれど、部屋側ならよく日が当たる場合も多いのではないでしょうか。環境を見て、暮らしに沿った計画を立てましょう。 |