メモ
ナス・・・ナス科
原産地:インド東部
ナスはナス科の野菜でインド東部が原産地とされていて、多年草だが通常は1年草として扱われる。
日本には中国から奈良時代前後に伝わってきた。
ナスは各地に様々な色や形があり、色は紫・白・緑、大きさや形では小ナス・丸ナスや長ナス、中長ナスと変化に富んでいます。
発芽温度が高いので低温期のタネまきは加温して発芽させます。
連作に対しても嫌いますので同じナス科の野菜の作付には十分注意してください。
病気予防や連作を行う時には接ぎ木苗を植え付けます。
生育中の乾燥は果皮の色つやが悪くなります。乾燥が続くようならば灌水を行います。
発芽適温 | 25~30℃ |
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生育適温 | 20~30℃ | 土壌適応性 | ph6~7 |
輪作年限 | 3~4年 |
連結ポットやセルトレイにタネまき用培土を入れ、土を湿らせてから1ヶ所にタネを1粒まきます。 覆土はタネがかくれる程度薄くし、軽く上から押さえます。
植え付けの2週間前位に堆肥と石灰、油粕等を散布し、よく混ぜておきます。
本葉が出た頃、ポットに植え替えます。
降霜の心配がなくなり、1番果が見え始めた頃、株間50~60cm、条間50cm程度に定植をし、苗が倒れないように支柱で固定します。 この時にマルチを使用すると乾燥防止になります。
生育するにつれて主枝と太い枝の3本伸ばす仕立て方を行います。
ベットの両端に杭を打ち、針金を通して伸びた枝を紐で上からつると後の管理が楽になります。
3本の枝よりしたから伸びるわき芽は摘み取ります。
ナスは比較的肥料を多く必要とします。
定植後、2週間に1回程度与えてください。但し、与え過ぎは禁物です。
開花後の乾燥は果実のツヤがなくなったり、果実の太りが悪くなるなど悪影響が出ますので、乾燥が続くようなら灌水を行います。
1番果は早めに収穫します。
その後は、果実が大きくなったら収穫になりますが、大きくなり過ぎないよう若どりを心がけてください。