ケルヒャースチームクリーナーを使おう

一時期のブームで、スチームクリーナーもずいぶんと認知されるようになった。
ホームセンターはもちろん、デパートやカー用品店でも手に入れることができる。

だが、「思ったほど汚れが落ちない」という意見も耳にする。
そんなあなたはスチームクリーナーの使い方、いや選び方が間違っていないだろうか?

世界ナンバーワンのシェアを誇るメーカー「ケルヒャー」製のクリーナーを例にとり、
上手な使い方を見てみよう。


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汚れが垂れないエアコン掃除

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エアコンの前カバーを開ける
最近増えているのがエアコン内部のスプレー洗浄剤。スプレーするだけでエアコン内部の汚れを落とし、除菌もできるというスグレモノだが、スチームクリーナーも蒸気の力で同様のことができる。

まずエアコン本体前面のカバーを開ける。フィルターが見えるが、これは熱に弱い材質のものなので取り外しておく。
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フィルターもはずす
標準付属の延長パイプを継ぎ足し、高いところの作業をラクにできるのがポイントだ。右手にノズル、左手にクロスを持ってはね返りを防ぐように蒸気を本体に当てる。

蒸気の水分が足元に垂れてきそうだが、そこは心配ご無用。水はエアコン内部から外に置かれたドレンホースへ伝わるので、部屋の中に汚れた水が落ちてくることはない。
落ちてくるとしても水滴程度なので、クロスでサッと拭き取る程度。
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内部の除菌もできて清潔
ところで、使っている「K1201プラス」は本体とノズルが離れているので、こういった高所の作業をする際はノズルだけを手に持てば良い。一方、ハンディ タイプでは水の入った本体ごと持ち上げる。小型の製品といえども重量は2kgほどとなり、かなり重たいものを上まで持ち上げる覚悟が必要だ。

ガスレンジの焦げを落とせる

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ソースがこぼれて焦げついてしまった
  キッチンのガスレンジは、料理のふきこぼれが焦げたりして汚れやすい。すぐに拭き取ればよいが、時間が経つにつれ落とすことは難しくなってくる。
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蒸気を充分にあてて軽くこする
  スチームクリーナーのノズルに別売りオプションの「真ちゅうブラシ」をつけ、レンジ台の焦げを軽くこすってみよう。高温の蒸気が焦げを溶かし、いとも簡単に取り去ってくれる。
(真ちゅう製のブラシなので多少キズがつく場合もある。)
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ガス台まわりの焦げも落とせる
   
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排水溝の黒ずみにも効果あり
  蒸気は高温だから、排水口のヌメリ汚れや黒ずみもすっきり落としてくれる。漂白剤を使うよりも、手や環境にやさしいクリーニングができそうだ。

クルマのホイールにも有効

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泥や油、ブレーキ粉で汚れたホイール
  最後に紹介するのがクルマのホイール汚れを落とす例。クルマのホイールはブレーキパッドから出る粉塵や、アスファルト路面の油などで非常に汚れがつきやすい。

水や洗剤をかけただけの洗車ではこれらの汚れを落とすのは難しく、専用のクリーナー液を使ってブラシでゴシゴシこすらなければきれいにならない。もちろんこれは大変な労力。よほどホイールにこだわりのある人じゃないときれいに保つことは難しいのである。
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真ちゅうブラシでこすって落とす
  さて、写真のように汚れに汚れたホイールに「K1201プラス」のハイパワースチームを当ててみよう。ここでも「真ちゅうブラシ」ををつけ、表面の汚れを溶かして浮き上がらせつつ、ブラシで軽くこすり落とす。
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真ちゅうブラシ(別売りオプション)
  金属のホイールに対して同じ金属の真ちゅうブラシをこすり合わせれば、相当ひっかきキズがつくのでは?と心配もあるだろうが、柔らかい材質でできていることもあり、実際キズはつきにくい。ホイールの汚れはきれいに落とすことができた。
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驚くほどピカピカになった
  以上、スチームクリーナーはリビングの床から窓ガラス、お風呂場、キッチン、クルマまで非常に幅広く使える。洗剤を使わないので環境に優しく、高温蒸気の除菌作用があるなど、小さな子供のいる家庭には特にありがたい。ケルヒャー社の本国・ドイツでは、家庭内で日常的にスチームクリーナーを使うシーンが見られるという。

今回紹介したケルヒャーの「K1201プラス」は実売価格3万円程度。その性能の高さと安全性や安心感、さらに豊富なオプションパーツ群を考えると、とてもコストパフォーマンスの高い製品だと言えるだろう。コメリドットコムとしても、おすすめの商品だ。
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