最適樹:ブナ・トチ・サクラ・クルミ・イタヤなど。
適 樹:ホウ・シデ・ナラ・カシ・エノキ・カエデ・ヤナギ・クワなど。
その他、ほとんどの広葉樹に発生するが収量や品質に差がある。
時期:半紅葉期から、新芽が出るころまでに伐採する。
太さ:5cm位から、60cm位のもの。
(栽培に適した長さに切りそろえること。標準は90cm)
秋の植菌:
秋に伐採した原木に植菌し、仮伏せをして冬を越す。
春の植菌:
冬から春に伐採した原木を、5月まで植菌する。
駒菌 ・・・ 直径8.5mm、深さ20mm位の穴をあけ、樹皮面と平に種駒を打ちこむ。
オガ菌 ・・・ 直径12mm、深さ20mm位の穴をあけ、オガ菌を樹皮面と平に移植器で詰め、
そのうえに解かした封蝋(ふうろう)を塗る。
植菌数 ・・・ 原木の木口直径(cm)の3~4倍の数。
例)植菌数=木口直径(cm)×3 30ヶ=10cm×3
植菌列数 ・・・ 原木の木口直径(cm)の1/2の数。
例)植菌列数=木口直径(cm)÷2 5列=10cm÷2
(菌の活着を良くし、ある程度菌糸を伸長させるために行います。)
適 地:地面に直接ならべ、接地伏せにする。
乾燥地:ホダ木を土中に浅く埋める。
適湿地:片枕伏せか、低姿勢のヨロイ伏せやムカデ伏せにする。
※採取するときはホダ木を動かさないようにする。
加川椎茸株式会社