メモ
オクラ・・・アオイ科
原産地:アフリカ北東部
オクラとはアオイ科の1年草で、アフリカ北東部が原産とされている。エジプトでは古くから栽培されていた。
別名「ネリ」や「アメリカネリ」とも呼ばれています。
日本には江戸時代末期から明治初期頃伝わったがほとんど普及する事は無く、普及し始めたのは1960年代以降です。
五角のものが一般的で丸莢や赤莢のものがあります。五角で10cm前後、丸莢で20cm前後の若莢を利用します。
発芽温度や生育温度が高いので暖かくなってからタネまきを行ってください。直播とポットまき移植栽培両方が可能です。
タネが非常に硬く吸水しにくいので、1昼夜水に浸けてからタネまきをすると発芽しやすくなります。
高温には強い性質がありますが、低温には弱く、生育が鈍ります。乾燥には強いですが、良質のものを収穫する時は灌水も必要です。
発芽適温 | 25~30℃ |
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生育適温 | 20~30℃ | 土壌適応性 | ph6.0~6.5 |
輪作年限 | 2~4年 |
植え付けの2週間前位に堆肥と石灰、油粕・化成肥料等を散布し、よく深耕しておきます。
肥料は根を作るために堆肥を十分に混ぜ込んでください。
タネまきの2~3日前に予め70cm幅で穴の間隔が30cmのマルチを敷いておきます。
タネは1穴に2~3粒程度まき、土をかけたら上から軽く手で押さえます。
発芽後は間引きはしないでそのまま育てます。
1番果が大きくなった頃より2週間に1回程度追肥を行います。
葉が込み入ってきたら着莢の下1枚を残して摘葉を行います。
五角オクラでは莢が7cm前後で、丸莢オクラは10cm程度になったら収穫してください。採り遅れは品質の低下につながります。