レンガを使ったガーデンプロジェクト

How to...ハウトゥー:ツール

Tools 道具

英国では、「道具を見れば職人の質がわかる」という言葉があります。レンガで作業するときに必要な道具はたくさんありませんが、できるだけ良質な道具を選びましょう。予算があまりないときは、水平器とコテにお金をかけ、シャベルやハンマーなどは安価なものを購入するとよいでしょう。

Safety First 安全第一

手や足はしっかり守りましょう。 レンガを扱うのは、手に負担をかけるものです。 ざらざらした表面のレンガや、セメントは肌荒れや怪我のもとになります。防水性のしっかりした手袋は必須ですね。 また足の保護になるようなブーツを履きましょう。 そのほか、状況に応じて、例えばグラインダーなどを使用してレンガをカットする時に耳を保護するイヤープロテクターやゴーグル、セメントを扱うときに粉を吸い込まないようにするためのフェイスマスクなどが必要になるかもしれませんね。

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Tools For Measuring and Marking
実測やマーキングに必要な道具類

Foundations: 基礎

どんな仕事をするときにも同じですが、施工面の準備からスタートします。すでにある基礎を使うか、または土の部分を削って新しい基礎を作るかということでも変わりますが、メジャーや糸、ペグ(木製の棒)などを使って施工面にマークします。予定のデザインが直線でないときには、チョークやスプレイのペイントなどを使いましょう。

Construction: 施工

造ろうとするプロジェクトの正確な大きさは、あなたが選んで使用するレンガのサイズによって決めるとよいでしょう。うまく計画することによって、無駄にレンガをカットすることが防げます。まず一段目の部分の長さと幅を計算して施工面に糸やチョークなどでマークしてゆきます。実際にレンガを並べて、チョークなどでマークしてもうまくゆきますよ。一段目を敷き終わったら、水平器を使ってレンガのラインがまっすぐかどうかを確認します。

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Tools for making Foundations 基礎作りに使う道具

基礎は次の3つのステップでつくってゆきます。

Soil Removal: 土の撤去

施工面をマークしたら、その部分の土を削って、平らにします。土や芝の面を掘るのには写真のようなシャベルや、大きくて重い土の塊を除去するフォークなどが必要になるでしょう。大量の土などを運び出すときには一輪車がとても役に立ちます。少量であればバケツなどで十分です。

Hardcore: 下地づくり

しっかり填圧したベースが基礎には必要です。砂利や砕石、古いコンクリートブロックをハンマーなどで細かく砕いたものを施工面に敷き詰めます。ここが一番きつい仕事ですから、ゴーグルなどを装着して、撥ね飛んでくるコンクリートのかけらなどから眼を守るようにしましょう。

Spreading gravel and sand: 砂や砂利を広げる

シャベルを使って砂利や砂を施工面に広げます。レーキは広げた砂利などを平らにするのに役立ちます。表面の砂やモルタルを水平にするのにはスクリーディングボードという木で出来た道具が便利です。

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Tools for mixing Concrete and Mortar
モルタルを練るための道具

Mixing Concrete by Hand: モルタルを手で練る

シャベル、バケツの水、プラスチックの大きなコンテナを使ってモルタルを練ります。このときも必ず手袋や、粉を吸い込まないためのマスクを装着しましょう。 25kg以上のモルタルを一度に練るのは大変です。大量の場合はコンクリートミキサーを借りると良いかもしれません。



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Tools for handling Mortar モルタルを扱う道具

Spreading mortar: モルタルを広げる

レンガの敷設には、 コテが一番重要です。 モルタルを掬ったり、それをレンガの上にスムーズに広げたりするのに使います。又目地部分の余分なモルタルを掬い取るのにも使います。レンガをモルタルに乗せて落ち着かせるために時にも、コテの柄の部分を使ってたたいたり、時にはレンガを大体半分くらいに割るときにも使うことができます。

Finishing Joints: 目地の仕上げ


レンガを積み終えたら、モルタルが完全に乾燥してしまう前に、先が尖っているコテ(シャベル)を使って目地部分をきれいに仕上げる必要があります。 ギャップを埋めたり、減らしたりして平均に均す作業をするのです。レンガの表面をモルタルで汚さないように注意しましょう。プロの職人用の道具が重すぎる場合は先が尖っているシャベルで代用できます。

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Tools for Cutting Bricks レンガをカットする道具

レンガをカットする道具は国によって様々です。 オーストラリアのレンガは固いので、アングル・グラインダーが必要かもしれません。ヨーロッパのレンガは、オーストラリアのものに比べると比較的柔らかいので、タガネやクラブ・ハンマーなどでカットすることが出来ます。


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