レンガを使ったガーデンプロジェクト

Brick Project ブリックプロジェクト:門柱や花台

Making a post 門柱や花台をつくる

写真

レンガの柱は、ガーデンの中に、いろいろな目的で使えます。それだけでもフォーカルポイントになりますし、上部が平らであればお気に入りのテラコッタの花鉢をディスプレイするのにも使えますね。又、庭に垂直に伸びる構造物が加わることでより魅力的に見えるようになることでしょう。



Step1 施工面の準備と基礎

>>基礎についての詳細はここをクリック
画像 基礎を準備するときは、予め砕石や砂、セメントなどの分の土を施工面から削りとっておきます。
画像
平らにあるように気をつけながら砕石を填圧します。
画像 砕石上にセメントを乗せます。
画像 ベース部分を施工します。ここが一番大切です。この段階できちんと水平になっていれば、上部になって問題が起こることはありません。時間の余裕があれば、そのまま乾燥させて、以降の作業を次の日にするとよいと思います。


Step2 メインの柱をつくる

画像
ベースは柱よりも広くとってありますから、柱がちょうど中心来るように、必要なら印を付けるなどしておきます。
画像 それぞれの角が直角であることを角定規などで確認視しながら積んでゆきます。セメントの上にレンガを置いたら上からハンマーの背などで軽く叩いて、落ち着かせます。


Step3 同じようにして水平を確認しながら積んでゆきます

画像
乗せるモルタルの量が均一であれば水平を保つのは難しいことではありません。もし高すぎるところがあるときはクラブ・ハンマーなどで軽く叩きます。
画像 水平気を使って直角も確認しましょう。出っ張っているところがあればクラブ・ハンマーで叩いて調整します。


Step4 スレートのタイルを加える

画像 タイルのサイズがプロジェクトに合わないときは、アングル・グラインダーとダイヤモンド刃でカットしますが、実際のプロジェクトの幅よりも全体的に20〜25mmほどオーバーラップさせます。ちょっと一味違ったプロジェクトになるでしょう?


Step5 仕上げ

目的部分を、先の尖ったコテなどできれいに仕上げます。セメントがレンガの表面などについてないかどうか気をつけます。ついていたら、完全に乾いてしまう前に取り除きます。
画像 笠石を乗せるところにもセメントを置き、静かに乗せます。ここでも水平を確認し必要ならクラブ・ハンマーで軽く叩いて調整します。


Materials List:材料リスト

Bricks ‐ レンガ

7段積みの場合 36個(全てカットしないで使用)
1段目 8個
2段目からは各4個

Other ‐ その他
・ここでは飾り用としてスレートのタイル(30×30)を6枚使っていますがどんなタイルでも構いません。
・笠石(40×40)。ぴったりの笠石が見つからないときは、レンだけでももちろん構いません。

Foundation stone ‐ ファンデーション(基礎)用砕石
・20kg 入り×3袋

Ready mix cement ‐ レディーミックスセメント
・2〜3袋


Tools:道具

・安全のためにSafety equipment.
(レンガのカットなども内、シンプルなプロジェクトですが必要に応じて汚れてもよい、安全な服装で作業しましょう。)
・スペード、シャベル
・バケツとセメントを練るための容器
・コテ
・水平器
・クラブ・ハンマー
・アングル・グライダー
・直角を測るための定規、鉛筆


Time:施工時間

週末のプロジェクトとして考えましょう。


ヒント

・ベースを出来るだけ水平になるように施工すること。
・タイルや別の素材などを上部に加えると、施工後の雨などで黒いラインが柱に出ることを最小限に食い止めることが出来ます。笠石も同じ効果があります。
・水平気は頻繁に使用し、また少し離れたところから時々水平であることや垂直であることを確認しながら作業します。


画像 The Project Gallery
プロジェクトギャラリーはこちら


レンガのプロジェクトは、庭のためのステージです。そのステージの上で、ガーデンは育ち、様々に変化します。今後の様子はここでチェックしてみて下さい。
   
<<「園路」へ 「レイズドガーデンベッド」へ>>


新着記事 | バックナンバー | 著者紹介