レンガを使ったガーデンプロジェクト

Planting Plans プランティングプラン:クリーピングプランツ

クリーピングプランツ(匍匐性植物)について

名前のとおり、地面を這ってゆく性質を持つ植物で、グランドカバーとしての利用や、塀の上から垂らしたり、またレイズドフラワーベッド(立ち上げ花壇)の縁や、園路脇、そしてコンテナや吊り鉢などにも使える優れもの。 庭の中でも、立性のものや横に広がるもの、そしてこの匍匐性のある植物をうまく組み合わせることで庭に変化や立体感が生まれます。

敷石やレンガのアプローチなどの縁にこういったクリーピングプランツを植えると、堅いラインをやわらげてくれますね。ここでは、コンテナなどにも使える、葉の比較的小さな植物を紹介します。どれもかわいいですよ!

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    1.スターラベンダー
    Pratia puberula キキョウ科プラティア属の匍匐性多年草。
    草丈は3cm程度。5〜6月に星のような形をした淡い紫色の小さな花を咲かせる。カーペット上に広がるので、ロックガーデンや花壇の縁取り、吊り鉢にも。タスマニア原産。高温多湿に注意。日当たり、風通し。
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    2.ブルークローバー
    Parochetus communis マメ科バロケツス属の匍匐性多年草。
    青紫の小さな花を11月から翌年5月くらいまで咲かせる。花色から、ブルーオキザリスとも呼ばれる。中国ヒマラヤ原産。高温多湿を嫌う。半日陰の風通しのよいところで管理。水切れに注意。
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    3.ゲラニウム・リベルスレアイナム
    Geranium riversleaianum フウロソウ科フウロソウ属の耐寒性匍匐性多年草。
    花色はピンクや深赤色。花は6月〜9月。園芸種。高温多湿に弱いため夏は半日陰になるような風通しのよい場所で管理するとよい。
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    4.アナキクルス
    Anacyclus pyrethrum キク科アナキクルス属の匍匐性多年草。
    羽状複葉で草丈は10cm程度。白花は4月〜6月。原産は地中海西部。茎の先端に花をつける。花は密につく。乾燥に強いが高温多湿に弱い。排水性のある土で管理。
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    5.コンボルブルス・サバティウス
    Convolbulus savatius ヒルガオ科コンボルブルス属の常緑匍匐性多年草。
    草丈は約10cm。青かピンクの花を7月〜9月まで次々と咲かせる。原産は地中海沿岸。花壇や鉢花にも。丈夫で育てやすい。日当たり、排水性のある土で管理。
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