
外した前面のフタを収納するために内側にレールを設ける。 収納時の安定のために、後ろは5mm下げて傾斜したレールを取り付ける。

カットした板をいよいよ組み上げる。組み立てはビスとボンドを併用するが、ここでワンポイント。
組む前の木材に外側からビスを打ち込み、先端をわずかに出しておく。
この状態でボンドをつけて組むと、ボンドで滑らずに板どうしの引っ掛かりをよくすることができる。

組む板の木口部分に木工用ボンドをつけ、板どうしを垂直に組む。
先端を出したビスのおかげで板が止まりやすい。

板をしっかり固定するためにビスを最後まで打ち込む。

はみ出したボンドは濡らした古ハブラシでなぞるようにして拭き取る。
木工用ボンドは水性なのできれいに拭き取れる。

組んでいった結果、わずかに接合が合わない部分は、カンナで微調整。
削りすぎないように少しずつ行なうのがポイント。

カントリー家具で見られるような縁の部分の曲線飾りをつけるのにも挑戦してみよう。
飾りのデザインはパイプの外径を利用して連続したアーチ状にした。

鉛筆でつけた線の上をトレースするようにジグソーでカットしていく。
無理に進めようとせずゆっくり動かそう。

このマガジンラックの特徴となるフタ部分を加工する。
フタを空ける際の持ち手となる穴はハート型に決定。
型紙を作り、「貼ってはがせるのり」で板に直接貼り付ける。
この状態でボンドをつけて組むと、ボンドで滑らずに板どうしの引っ掛かりをよくすることができる。

カットするハート型の内側にドリルで穴を空け、ジグソーの刃を差し入れてゆっくり切り進める。

仕上げはトリマーで丸型に面取りを行なおう。手触りなめらかなハート型の持ち手が完成する。

フタには、雑誌1冊を立てて置くことができるように「さん」をつける。余った板に溝をつけるために、ここでもトリマーが大活躍する。

ダボ穴に見えるビスの頭を隠すため丸棒を埋め込む。
8mmのダボ用丸棒は先端をカナヅチで叩いてつぶし、打ち込みやすくする。

丸棒を穴に入れて上から叩き、底に当たるまでしっかり打ち込む。

板の面に合わせて同じ高さで丸棒をノコギリでカットする。

塗装する前に、全体をサンダーでヤスリがけする。
写真のような丸型の「ランダムサンダー」は専用のペーパーを使うが円運動で効率が良いので木口部分の面取りに向く。

四角い形状の「オービタルサンダー」は一般的な紙ヤスリをクリップで挟んで使うことができる。(今回は#120の目のものを使用)平面を磨くにはこちらの方が使い勝手がよいだろう。

滑らかになった板面に薄く塗料を塗っていく。今回使ったのは水性カラーニス。

薄く1回塗りしたらすぐにウエスで拭き取る。こうすることで本来の木目を生かした自然な風合いが生まれる。

完成!
やわらかいメープル仕上げのマガジンラックができ上がった。ハンドメイドのプレゼントとしても喜ばれそう。

アレンジ次第では、こんなにおしゃれにすることだってできる。
協力:リョービ販売株式会社