ミニ耕うん機を使おう
〜「ラーニー耕うん機」体験レポート〜

3.耕うん機の使い方

写真で見る CR200レポート

エンジンの始動〜停止は理解できただろうか。 それではいよいよ畑で実際の耕うん作業に取り掛かろう。


実験ほ場は常に耕されているだけあって土質はかなり柔らかめ。それだけに、スギナなどの雑草に覆われた部分もものともせずCR200が耕していく。


硬い土の場合、本体後ろに下向きに付いている「抵抗棒」をグッと押し込み下に沈ませる感覚にする。今回のように柔らかな土の場合は逆に、抵抗棒を上に浮かせる感じで操作しよう。


腰を引かないような作業姿勢に注目。上下にハンドルを動かし、耕うん機自が土に潜ったり浮いたり・・・で前進させる。


CR200が耕した後は、土中の石や草がかき出されて露出する。一度に耕そうとせず、このように二度、三度・・・と往復して作業するのがポイント。


CR200の耕うん幅は600mm。4連ナタ爪ローターで幅広く、力強く耕していく。


空冷4サイクルの2馬力ロビンエンジンが、うなりを上げる。小さな耕うん機だが家庭菜園の作業は格段にラクになるだろう。


硬い土の場合、本体後ろに下向きに付いている「抵抗棒」をグッと押し込み下に沈ませる感覚にする。今回のように柔らかな土の場合は逆に、抵抗棒を上に浮かせる感じで操作しよう。
硬い土の場合、本体後ろに下向きに付いている「抵抗棒」をグッと押し込み下に沈ませる感覚にする。今回のように柔らかな土の場合は逆に、抵抗棒を上に浮かせる感じで操作しよう。

写真で見る CR200レポート

クラッチを握ってバーに手を添えるだけで、CR551はゆっくりと前進する。停止したい場合はクラッチから手を放すだけで止まるから安全だ。


ほ場の土は柔らかいので「正転」モードで運転中。硬い土の場合は、レバーを「逆転」に入れて使おう。駆動輪と逆向きにローターが回り、地面を引っかくように爪を入れて耕す。


リヤカバーを開けてみる。カバーの下で勢いよくロータリーが回って耕している様子がわかるだろうか。


ロータリーの後ろに付くリヤカバーは、足の巻き込み防止と整地に役立っている。耕したうえできれいな仕上げもしてくれる。


長ぐつに注目。きれいに整地された地面が、きちんと耕されているのがうかがえる。CR551の耕うん深さは60〜150mm。


CR551での作業は、CR200と比べると大型ボディーならではの安定感があって非常にラク。デフロック機能も付き、旋回性と直進性の両立がなされていて扱いやすい。


硬い土の場合、本体後ろに下向きに付いている「抵抗棒」をグッと押し込み下に沈ませる感覚にする。今回のように柔らかな土の場合は逆に、抵抗棒を上に浮かせる感じで操作しよう。

デフロック機能とは?

デフロックレバー

デフロック「入」・・・
左右の回転数を同じにして車輪の空転を防ぐ。
デコボコした地面や傾斜地などを耕す時には直進安定性が高まり、作業しやすくなる。

デフロック「切」・・・
「入」のままだと耕うん機は旋回しづらい。
デフロックを切ることで左右が独立して駆動し、旋回しやすくなる。

デフロックの「入」「切」は、写真のようにデフロックレバーで操作する。
通常は「切」にしておけば良いだろう。


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