小動物対策
対策方法、必要資材をご紹介!

小動物の特徴

畑などの作物に影響を与える小動物としてはアライグマ、ハクビシン、アナグマ、タヌキといった動物がいます。どの動物も体が小さく、少しの隙間で掘り起こしてもぐりこんで入ってきてしまう事が考えられます。その為電気柵を設置する場合は、地面からヨリ線までの100㎜の高さを確保する必要があります。

対策方法

周囲の雑草を除去する

小動物は小さいのでいろんな場所に身を隠して、隙を見て侵入してきます。その為周囲に雑草などの隠れるスペースが無いことが、小動物対策の第一歩といえます。

小動物の嫌う音・光・ニオイで近寄らせない

小動物の簡易的な対策として、音や光・ニオイで撃退する方法があります。どの方法も完全に守るというよりは、嫌がらせてなるべく近づけないという意味合いが大きく、慣れてしまうと効果が薄れる可能性があります。使用する際はそれぞれの方法を組み合わせて慣れさせないようにすることが大切です。

柵を設置する

現在最も小動物対策として有効と考えられているのが畑などの周囲に柵を設置する方法です。物理的に遮断することで、小動物が入ってこれなくします。柵にも種類があり大きく分けて①電気柵、②金網、③防獣ネット、④防獣フェンスの4種類があります。

①電気柵

柵の中でも最も防獣効果が高いとされているのが、電気柵です。電気柵は柵に電気を通すことで、動物に痛みを覚えさせて、柵が危険であると認識させて、近寄らせなくする柵です。通電の確認などでメンテナンスは大変ですが、確実な効果が見込めます。

②金網

金網は古くから獣害対策に活用されてきました。設置は巻の状態から広げたりする作業が大変ですが、メンテナンスは非常に簡単で手頃に行えるので、いまだに人気の獣害対策の一つです。

③防獣ネット

防獣ネットは設置もしやすく、防獣効果も期待できる使いやすい柵の一つです。防獣ネットを括り付けるための支柱を立て、そこにネットを設置するだけなので誰でも簡単に設置できます。

④防獣フェンス

防獣フェンスは柵の中でもそれぞれの機能で高いパフォーマンスを発揮するオールマイティな柵です。防獣ネットの弱点だった耐久性に関しても改善されており、初めての方にも安心して使えます。

罠を設置する

柵などを設置しても、どうしても侵入してきてしまう小動物もいます。そういった場合は罠を設置して、捕獲する方法があります。畑の付近で侵入してきた小動物だけを狙うようにしましょう。捕獲用の檻は少し土に埋めて、底の金網が見えないように設置すると、警戒されづらくなります。

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