おすすめ防草シート特集防草シートの貼り方
防草シートは貼り方を守らずに施工すると、効果が得られず雑草が生えてしまう可能性があります。正しい貼り方で雑草処理からの解放を目指しましょう。
防草シートを貼る前に
雑草を除去
防草シートを貼る前に必ず除草を行うようにしましょう。雑草が残っているとせっかく敷いた防草シートが波打ってしまったり、強い雑草だと防草シートを突き破って、伸びてしまう可能性もあります。可能な限り丁寧に除草を行うことで、効果的な防草効果が得られます。雑草を除去することが大変な時は除草剤や草刈機を使って、効率的に除草作業を進めましょう。また除草の際に土に混ざっている石なども取り除いておきましょう。
整地する
雑草を処理した後は整地を行いましょう。せっかく除草をしても、その後整地せずに防草シートを貼ってしまうと高確率で表面が波打ってしまいます。砂利などを敷かない場合でも整地して表面が平らになるようにしましょう。整地する際には農具や広いお庭なら耕運機などもおすすめです。
防草シートの貼り方
貼る場所の広さを確認する
防草シートを貼る際には貼る場所の広さを把握する必要があります。貼る場所よりも少し広い面積に貼れる用意をすることで、防草シート同士が重なる部分や、壁に接する部分での調整などが可能になります。例えば1m幅の場所にシートを敷く場合は両端10cmずつ大きめに想定し、1m20cmの幅に敷けるように準備しましょう。
防草シートを貼り、留め具で固定する
準備ができたら防草シートを貼っていきます。広い面積に貼る場合に、防草シートをすべて広げてしまうと、風にあおられて施工しずらくなってしまう可能性もあるので、端から少しずつ貼っていき、都度留め具で固定するようにしましょう。防草シートを重ねて貼る場合は、必ず重ね幅は10cm以上の作るように心がけましょう。留め具はシートの端と合わせ目に50cm〜1m感覚で打ち込むようにし、シートの内側にもマス目上に打ち込むようにします。
防草シート専用テープを貼る
防草シートのつなぎ目と留め具で固定した部分には専用テープを貼るようにします。こうすることで隙間から風が入りシートがめくれたり、雑草が隙間から生えてくるのを防ぐことができます。家庭用のガムテープなどは、専用テープに比べて、耐久性・耐候性が低いので、必ず専用のテープを使うようにしましょう。
砂利を敷く
防草シートを貼ったら上から砂利を敷くのがおすすめです。砂利を敷くことは景観面だけでなく、防草シートの耐候性の面でもメリットがあります。
貼る時のポイント
重ね幅は必ず10㎝以上
防草シートを貼る際にもったいないと思ってほとんど重ねないで施工する方がいますが、重ね幅が短いと隙間から雑草が生えてくる確率が格段に上がります。必ず重ね部分を作って、防草効果が下がらないようにしましょう。
斜面に貼る際には整地が大切
斜面への防草シートの施工は水平な場所よりも念入りに整地を行う必要があります。斜面は水平面よりも土が流出しやすいので、しっかりと踏み固めることでその後の土の流出や防草シートのずれを防ぐことができます。
砂利の厚さは〇㎝!?
防草シートの砂利の厚さはその場所の使用方法で微妙に異なります。人が入り込まない場所なら3〜5㎝、人が出入りする場所やお庭などは5p、駐車場や車が通る場所では10㎝を目安に敷くようにしましょう。