メモ
12月~2月
本格的な寒さにを向かえ、積雪地の日本海側では雪から、太平洋側では冷たい乾燥した風に吹きさらされたりします。
耐寒性が強い品種でも傷んだりする場合があります。
庭植えの物は、霜よけを必要とする場合がありますので、コモや寒冷紗で被います。鉢植は寒い日であれば、家の中に取り込みます。
また、冷たい乾燥した風から保護する為、庭植えであればシャクナゲの四方に支柱を立て寒冷紗や防風ネット等で風除けをし、鉢植であれば風の当たらない所に移動します。
庭植えは、特に必要はありません。ただし、太平洋側の地域で12月にあまり乾燥がひどいようであれば、午前中にたっぷり潅水を行うようにします。鉢植えの場合、12月であれば乾き具合をみて行います。
庭植えは、休眠期である1月に寒肥として醗酵油かすと骨粉を等量混ぜた物を施します。鉢植の場合は、特に必要でありません。
メモ
休眠植物にとり生育に不適な環境に耐えるため、一時的に生育が停止することです。寒肥とは庭木や果樹の休眠期に、来るべき春からの生育期に施す肥料のことです。
この時期は、霜柱に注意をする必要があります。幼苗を庭植えにしていた場合、霜柱が土とシャクナゲを持ち上げ、霜が溶けた後、シャクナゲが地上に取り残されて、枯れる場合があります。敷きワラをすると、霜柱をある程度防ぐ事が出来ます。