山イモの育て方 山イモの育て方

メモ

植付け時期・・・4月中旬~5月上旬

収穫時期・・・・11月中旬~翌年2月

性質・・・・・・日当たりと水はけの良い地を好みます。連作は嫌うので2~4年で場所を変えます。

栽培のコツ・・・乾燥に弱いので夏場は敷きワラをし、こまめに水やりを行います。

山イモ
山イモ

山イモの切り方と芽出し

図1 丸いイモ
  • 左記以外のイモは、通常切らずにそのまま植付けます。
  • 加賀丸イモ・丹波イモなど丸型で大きな種イモは大きな芽が1つあるので、図1のようにその芽をえぐり取ってから、
    (大きな芽が分かりにくい場合は取らなくても大丈夫です。)
    1個あたり50~60g以上になるように切り、日陰で2~3日しっかりと切り口を乾燥させておきます。
図1 丸いイモを切る
図1 丸いイモはここから芽が出る
図2 バチイモ 仏掌イモ
  • バチイモ・仏掌イモは種イモが大きい場合、図2のように切り分け、同じように切り口を乾燥させます。

発芽について

山イモ(特に丸型の山イモ)は植付け時、芽が出るまでに雨が降ったり、肥料が多かったり、寒さに合うと芽が出なくなるので、 あらかじめ芽出しをしてから畑に植付けたほうが、失敗も少なくなります。

貯蔵

乾燥しないようにし、2~5℃で貯蔵します。

ムカゴの養成

秋にできるムカゴは1年か2年畑で養成するとタネイモを作ることができます。

育て方

1.植付け半月前

植付け1週間前

1m² あたり1握りの苦土石灰をまいて全面を掘り起こします。


2.植付け1週間前

畝を作り溝に元肥(1m² あたり、堆肥バケツ1杯と配合肥料10握り)を入れ、その後、種イモが直接肥料に触れないように2cmの土を戻しておきます。

3.植付け

植付け

種イモ、または芽出しをした種イモを30cm間隔で植え付け、6cm覆土します。

4.芽かき

芽が何本も出た場合、1本にしぼります。

5.追肥

芽が伸び出した頃に1回、8月中に2回、配合肥料を一株あたり大さじ一杯ほど、株間に施します。

6.支柱立てと敷きワラ

支柱立てと敷きワラ

つるが良く伸びるため、支柱を立てて巻きつかせます。夏の乾燥に弱いので、敷きワラをし、こまめに水やりを行います。

7.収穫

収穫

長いイモの場合は、下の方を折らないように深く堀り下げ、収穫します。

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