バラの植え方 バラの植え方 バラの植え方
(関東以西基準)

はじめに

バラをご自宅で育ててみたいけど、難しそうとお考えの方も多いのではないでしょうか。
苗の種類の植え方など、いくつかのポイントを抑えておけば気軽にチャレンジできます。

動画で解説


用意するもの

・バラ苗
・テラコッタ鉢
・鉢底石
・バラ用培養土
・バラ用肥料
・堆肥

植え付け時期

植え付けの時期は、新苗と大苗で異なります。

新苗…前年の秋以降に接木をした若い苗のこと。春苗ともいいます。4月から6月の霜がなくなった時期に植え付けます。購入後すぐ一回り大きな鉢に植え替えてください。

大苗…前年に接木をし、1年間育てた苗のこと。10月から翌年の3月の根の休眠している時期に植えつけます。秋口の暖かい日や寒さの厳しい時期は避けましょう。

バラの植え方 鉢植えの場合

バラを育てる場所は、日当たりが良く風通しの良い場所を選びましょう。

苗画像

鉢植えの場合は、深めの鉢を使用してください。

鉢

水はけを良くするために、鉢の底に鉢底石をたっぷりと敷きます。

鉢

続いてポットから苗の根を崩さないように取り出します。この時、根の継ぎ目が地表に出るように高さを調節しながら鉢に置きましょう。

鉢

バラ用の培養土を周りに入れていきます。
土は上から押さえずに柔らかい状態にします。
土の表面に緩効性の肥料を敷き、その上から堆肥をかぶせて完成です。

鉢
鉢

水やり

鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら与えるようにしましょう。また、植え付け後、根が回るまでと夏場は毎日水を与えましょう。

バラの植え方 地植えの場合

バラを植えるための穴を掘り、水はけを良くするために底に石などを敷きます。

掘り起こした庭土とバラ用の培養土を混ぜて植え穴に入れます。次にポットから苗の根を崩さないように取り出し鉢植えと同じく、根の継ぎ目が地表に出るように高さを調節しながら苗を置きましょう。

バラ用の培養土を周りに入れ、排水や通気を良くするために根元に盛り土をして畝(うね)を高くしましょう。最後に土の表面に緩効性の肥料を敷き、その上から堆肥をかぶせれば完成です

水やり

地植えの場合は、植え付け後一週間程度は毎日水やりをしましょう。
夏場で土が乾いている場合以外は基本的には水やりは不要です。

肥料のポイント

追肥を与えるタイミングは、3月頃の芽吹きのときと開花後、夏剪定後にバラ用の肥料を与えると丈夫に育つので忘れないようにしましょう。

花がら切り

花が咲き終わった後の花がら切りも忘れずに行いましょう。通常、四季咲きのバラは繰り返し花を咲かせます。花がら切りを行うことで、種をつけるエネルギーを開花に向けられるので、続けて良い花を咲かせることができます。咲き終わりに近づいた花の枝を切ると、そこから花芽が伸び次の花が咲きます。

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