ビタミン菜とはアブラナ科のツケナで、1954年に島根県農業試験場で如月菜と大阪白菜の交雑から育成されました。
特にビタミンAの含有量が多いのが特徴で、耐寒性があるために越冬用のツケナとして重宝します。また、抽苔が遅いので春まき栽培も可能です。
葉は濃緑色でやわらかく、味噌汁の実や煮物に、さらに炒め物にも最適です。
寒さに強く、比較的病気にも強いので栽培は容易。
発芽適温 | 20〜25℃ | 生育適温 | 10〜25℃ | 土壌適応性 | ph6.5〜7.0 | 輪作年限 | 1年 |
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植え付けの2週間前位に堆肥と石灰、油粕・化成肥料等を散布し、よく深耕しておきます。 肥料は根を作るために堆肥を十分に混ぜ込んでください。 排水の悪い畑では、高畝してタネまきを行います。 |
幅が90cm前後のベットを作り、条間20cmでスジまきを行います。 |
発芽後、混みあっている所の間引きを行います。 本葉が2〜3枚で5cm程度にします。 |
間引きは必要に応じて行いますが、本葉が5〜6枚で15〜20cm前後にします。 |
大きくなったものより収穫になります。寒さには強いので越冬も可能です。 |
その他葉菜の作り方