- 関孫六とは
-
関の鍛冶は、鎌倉時代に九州から関(美濃)に移り住んだ刀鍛冶が、良質の土、水、炭に恵まれたこの地で、刀剣作りをはじめたのが起源です。多くの名刀が生まれた中でも、名匠「関の孫六」は独特の作刀を工夫し、美しく芸術性の高い、切れ味の抜群な最上の業物を世に送り出しました。江戸から明治と時代は変遷し、関の刀匠の多くが家庭用刃物の製造へと転業しましたが、関の刀剣が「折れず曲がらず、よく切れる」と称賛された信念は、現代の刃物作りにもしっかりと受け継がれています。
本製品「関孫六」の銘は27代目兼元、刀匠金子孫六氏によるもので、その伝統から生まれたこだわりのグルーミングシリーズです。
またパッケージには、関孫六(兼元)の代表的刀文である「三本杉」(三本目が杉の木立のように高くなった刃文)をシンボリックに表現しています。あざやかに甦る孫六の魂。
美濃伝の誇りを継ぐ斬味とともに。