レンガを敷いていくと、敷きパターンによっては端の方で半個分のスペースができます。
この部分は、半分に割ったレンガを置く必要があります。
レンガを半分に割る方法をマスターして、このスペースを埋めましょう。
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レンガは非常にたくさんの種類がありますから、割りやすさもいろいろです。その中でも「目の細かい緻密なレンガ」が割りやすくて切断面もきれいになります。
アンティーク調でエッジの取れたタイプのレンガは、目が荒いので割った時にボロボロと崩れてしまうことも。 堅く焼いたオーソドックスな赤レンガが最も割りやすいと言えるでしょう。
1.
定規でしっかりと墨付け(線引き)をします。レンガの表面はザラザラしているので、芯が柔らかい鉛筆を使うとよいでしょう。上下前後の4面をグルッと回るように線を引きます。
2.
レンガタガネを線の上に垂直に当てて、ハンマーで軽くたたいて跡をつけます。まっすぐに割るための準備なので、 この段階で力を入れる必要はありません。線の上をなぞって溝を掘る感覚で、墨付けをした4面すべてに対して行います。硬いコンクリートの床の上ではなく、木の板や砂地の上で叩いていくのがよいでしょう。
3.
溝に対して垂直にタガネを立てて、エイッ!と一気にハンマーで叩き込みます。1回で割れなければ、カンカンカン・・・と何回か叩いてみましょう。うまくいけば手順2で掘った溝に誘導されて、レンガをきれいに割ることができます。
4.
見事、きれいに真っ二つにレンガが割れました。
かけらが飛ぶこともなく、ちょうど半分のサイズ2個になっています。切断面も手割りとは思えないほどきれいに仕上げることができます。
今回の作業で使った「レンガタガネ」は、数百円でホームセンターで手に入れることができます。レンガを使ったDIY作業には、ぜひとも手に入れておきたい工具のひとつです。