小さなコンテナや小盆栽などを飾るのに便利な、 手作りのフラワースタンドに挑戦してみましょう。
作業時間:2時間
作業人数:2人
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木材はこのようにカットしてください。
今回は300mm x 580mm x 700mm、長方形で少し縦長のフラワースタンドを作ります。
自分でサイズを決めるときは、どの木材がどれくらい必要なのか、木取図を書いてみると無駄なく作れます。
木取図をこのように組み立てます。
材料を全てカットすると写真のようになります。
今回は外での使用を考慮して防腐塗料を塗ってある木材を脚に使用しました。
価格は少し高くなりますが、防腐塗料を後から塗る必要がないので、特に屋外で使用する際は有効です。
カットには電動丸ノコを使いましょう。ノコギリでカットするのに比べて速くて正確です。
防腐木材をカットすると断面はこのようになります。切り口に防腐塗料(キシラデコールなど)を塗ると万全ですね。
まずは1 x 4材(A)と2 x 3材(B)を使ってスノコのような形の台を作ります。
ここがスタンドのテーブル部分になります。
打ち込んだビスが真っすぐ並んでいると美しいので、鉛筆でラインを引いておきましょう。このラインに沿ってビスを打っていけば真っすぐになるというわけです。
(A)の板を(B)に固定していきます。ビスは41mmのコーススレッドビスを使います。
左が脚の固定など力の加わる部分に通常使う65mmのビス。
右がここで使う41mmのビスです。
まずは両端を先に取り付けましょう。こうすることでこの後の取り付けがグラグラせず、安定して作業が出来ます。また取り付け位置のずれも防ぐことが出来ます
両端を取り付けたら、内側の長さを測り、どれくらいの間隔で残りの(A)を取り付けていくか計算します。
間隔={内側の長さ-(Aの幅x残りのAの本数)}÷(残りのAの本数+1)
間隔={422mm-(89mmx4)}÷(4+1)=約13mm
ここでは13mmの間隔を5つ空けながらスノコ状に組み上げましょう。
ビス留めには電動ドリルドライバーが大変便利です。
あっという間に48本を次々と締めていきます。
木の割れを防ぐために、ビス留めの前に下穴を開けておくとなお良いでしょう。
これでテーブル部分が出来上がり。あとはこれに脚を取り付けます。
スノコ状のテーブルをひっくり返して脚をビス留めします。ここでは強い力がかかっても大丈夫なように65mmのコーススレッドビスを32本使います。
完成!フラワースタンドだけでなく、サイドテーブルとしても広く活用できそうです。2×4材だけでなく、1 x 4材や2 x 3材も併せて使うことで丈夫さと見た目のスマートさを両立しているのが特徴です。
2×4材で作る