2×4材で作る
ベンチ

ベンチ

木材を使って何かを作る。
最初に思い浮かべるのが「ベンチ」だということは意外に多いのではないでしょうか。
そんな日曜大工の代表例でもあるベンチを2×4材だけで作りましょう。長さ1200mmの2人用です。

  • 作業時間:2.5時間

  • 作業人数:2人

※掲載された情報または内容のご利用により、直接的、間接的を問わず、お客様または第三者が被った損害に対して、弊社は責任を負いません。あらかじめご了承願います。

用意するもの

材料

  • 2×4材(長さ約1820mm)    9本
  • コーススレッドビス(65mm)  56本

道具

  • ドリルドライバー
  • ノコギリ(丸ノコがあればGood!)
  • 鉛筆
  • 曲尺

2.木取図 (単位:mm)

木取図

木材はこのようにカットしてください。
なお、ここでは長さ約1820mmの2×4材のみ使用することを前提にしています。
ムダな端材が出ないよう、他の長さのものを使用することも可能です。

3.完成図 (単位:mm)

完成図

木取図をこのように組み立てます。

4.手順とワンポイント

カットにも一工夫

カットの一例

材料を全てカットします。
今回は1820mmの2×4材のみ使用していますので、木の取り方により端材が出ます。
2×4材は他にも長さがいろいろありますので、合理的なカット方法を考えてみるのもいいですね。

1箱500本入り

電動工具を使った木工作に便利なのは「コーススレッドビス」。
汎用性があって価格も安いので、このように箱でまとめ買いしておくと良いでしょう。
今回は長めの65mmサイズを使用します。
穴を開ける位置に下穴を開けておくと「割れ」を防ぐことができます。

台座の組み立て

均等に間を空けて

座面を支える台枠を組み立てます。
正確にカッティングした(C)と(D)を使い、まずは「ロ」の字形に外枠を固定します。

ハシゴ状になります

次に内側に支柱を入れます。
この時、ただ適当に入れるのではなく枠の内側の長さを測って、どの位置にいれたら均一がとれるかを考えましょう。

逆さまにして作業するとやりやすいですよ

まず2×4材の幅の中心に印を付けます。
次に、4本の2×4材に付けられた印どうしの間隔をすべて均一に組みます。
あとはビスで固定してできあがり。上手に整った形ができます。
例)支柱取り付け間隔 (単位:mm)

背面と足の取り付け

ぐらつかないようにしっかりと留めます

前側の脚を取り付けます。
安定性を高めるためにもビスを真っ直ぐ打ち込みましょう。
もちろん、脚を垂直に取り付けるのは言うまでもありません。

今回は約30mmの間隔をとりました

背もたれ部分にもつながる後側の脚を取り付けます。
ベンチを起こした状態で取り付けていきます。
だんだんそれらしい形になってきました。
座面の組み立ては等間隔に並べていくことが必要。
間を何センチ空けたら良いかを計算し、このように端材を挟んで並べていきましょう。
ビスを打ち込んでいる間にズレないように注意します。

片方を背中にあわせてナナメにしています

最後に背もたれ部分を取り付けます。
あらかじめどの位置に取り付けるか印を付けておきます。
木の表面を見て、滑らかな面を見せるようにすることもお忘れなく。

完成!

完成!2×4材だけで作ったベンチが出来上がりました。
直線基調でベーシックなデザインだから、どこにおいてもサマになりますね。

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