木材を使って何かを作る。
最初に思い浮かべるのが「ベンチ」だということは意外に多いのではないでしょうか。
そんな日曜大工の代表例でもあるベンチを2×4材だけで作りましょう。長さ1200mmの2人用です。
作業時間:2.5時間
作業人数:2人
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木材はこのようにカットしてください。
なお、ここでは長さ約1820mmの2×4材のみ使用することを前提にしています。
ムダな端材が出ないよう、他の長さのものを使用することも可能です。
木取図をこのように組み立てます。
材料を全てカットします。
今回は1820mmの2×4材のみ使用していますので、木の取り方により端材が出ます。
2×4材は他にも長さがいろいろありますので、合理的なカット方法を考えてみるのもいいですね。
電動工具を使った木工作に便利なのは「コーススレッドビス」。
汎用性があって価格も安いので、このように箱でまとめ買いしておくと良いでしょう。
今回は長めの65mmサイズを使用します。
穴を開ける位置に下穴を開けておくと「割れ」を防ぐことができます。
座面を支える台枠を組み立てます。
正確にカッティングした(C)と(D)を使い、まずは「ロ」の字形に外枠を固定します。
次に内側に支柱を入れます。
この時、ただ適当に入れるのではなく枠の内側の長さを測って、どの位置にいれたら均一がとれるかを考えましょう。
まず2×4材の幅の中心に印を付けます。
次に、4本の2×4材に付けられた印どうしの間隔をすべて均一に組みます。
あとはビスで固定してできあがり。上手に整った形ができます。
例)支柱取り付け間隔 (単位:mm)
前側の脚を取り付けます。
安定性を高めるためにもビスを真っ直ぐ打ち込みましょう。
もちろん、脚を垂直に取り付けるのは言うまでもありません。
背もたれ部分にもつながる後側の脚を取り付けます。
ベンチを起こした状態で取り付けていきます。
だんだんそれらしい形になってきました。
座面の組み立ては等間隔に並べていくことが必要。
間を何センチ空けたら良いかを計算し、このように端材を挟んで並べていきましょう。
ビスを打ち込んでいる間にズレないように注意します。
最後に背もたれ部分を取り付けます。
あらかじめどの位置に取り付けるか印を付けておきます。
木の表面を見て、滑らかな面を見せるようにすることもお忘れなく。
完成!2×4材だけで作ったベンチが出来上がりました。
直線基調でベーシックなデザインだから、どこにおいてもサマになりますね。
2×4材で作る