バーベキューコンロであるからには、網や火床となる鉄板を乗せる部分を作らなければならない。鉄やステンレスのパイプを目地に挿し込んで渡す方法もあるが、今回はレンガを左右からはみ出させて網を乗せる「足」を作ってみた。 ・入口は低く まず、左右の一番入口に近い部分のレンガは7段目を最後に積むのをやめる。こうすることで腕がより一層コンロの中まで届きやすくなる。作業性を高めるための設計だ。 ・レンガをはみ出させて台作り 11段目と14段目は、写真のように外周は枕木と水平方向に1列のレンガ、左右の内側はレンガの長さ半分をはみ出させる格好で積む。内側にはみ出させておいたレンガは、自分の重みでボトッと落下してしまうので、別のレンガを「押さえ」代わりに使ってセメントが乾くのを待つ。 |
一人が並べながら、一人が同時に押さえていく |
7段目の左右はこのようにはみ出させた |
|
セメントが乾くまで20~30分静かに待つ |
12段目以降はレンガ長辺1/4分を外側にはみ出させ、 さらに14段目は11段目と同様に内側に出している |
レンガを“半分置き”させるテクニック 今回のバーベキューコンロ作りで、ポイントとなる部分がここだ。半分はみ出させるという積み方を間違えないことと、レンガを静かに固定させることに気を付けよう。今回の押さえには、別の大きな種類のレンガを使用した。 |
|||
この状態から山を作る |
2段の台を作り終わったところで、機能としてのバーベキューコンロはすでに完成した。だが天面がやや寂しい。せっかくレンガを使ったDIYなんだから世界に一つしかないオリジナルデザインにしたい。ということで、天面に山をイメージした装飾をつけることにした。 |
|
どんどん積み上げて |
16段積んでまだ余っているレンガを、階段状に積み上げていく。左奥のコーナーに向かって徐々に高くなるデザインで、さらに6段積み上げて完成。 |
|
頂上へ到着 |
・目地を水で洗い流す |
|
水をかけると一層美しく見える |
化粧砂利は7袋使った |
バーベキューコンロの内側は路盤材が、枕木の外側は土が露出したままだ。このままでも良いのだが、ここはひとつ化粧砂利を敷いて美しく仕上げてみたい。 | |
使ったのはコメリオリジナル商品『洋風庭園敷き砂利』。色は穏やかなピンク色の「レッド」と淡い緑がかった白色の「ホワイトグリーン」を選び、飾ってみた。これで完成だ! | ||
|
前のページへ |
関連特集
HowTo情報 一覧 |