日向と日陰を生かして、色彩バランス良く、自然な情景がたいへん素晴らしく表現されています。特に日陰部分の植栽が良く出来ています。お母様も毎日このような風景を楽しまれて、ますますご健勝でおられることと思います。これからも自慢の庭作りにご主人と一緒に励まれることを期待します。

スペースをフルに使って、しっかりプランニングされたカラースキームと、 コンテナによって素晴らしい演出をされていると思います。 コンテナを統一し、 1種1色の基本を守ることで全体にまとまりのある作品になっています。 蘭子さんの30年のガーデニング暦と、地道な手入れの作業がこうした美しい結果を生み出すのだと思いました。

本当に綺麗なお花の階段が出来上がりましたね。ペットボトルの有効活用にも感服します。身の回りの材料を上手に使用した素晴らしい作品は、多くの皆さんの参考になると思います。これからも想像力豊かな作品を紹介して下さい。

美しいのは花だけではない。そう教えてくれているのがこの徳田さんの作品です。カラーリーフの美しさと動きの面白さがよく表現されていると思います。植えたばかりよりも、育ってきて植物が自分で居場所をみつけながら生長してゆく姿をみるのは楽しいものです。私もカラーリーフは大好きです。

観葉植物が涼しげな寄せ植えになって、お部屋の温度も少し低く感じられそうな作品ですね。まっすぐにのびるもの、ながれのきれいなもの、葉色の美しいもの、またほふく性のあるものを上手に組み合わせることで、観葉の良さが引き立っていると思います。ブルーのコンテナも一役かっていると思いました。

この大きな花の庭は、私のホームタウン(英国のバース）にある公園を思い出させます。春には皆外へ出てチューリップなどの花を楽しみます。この庭のオーナーも、ディスプレイを誇りに思っていることでしょう。　大変な努力の結果なのですから。

バラの庭には誰しもあこがれるものですが、手がかかるといって実際には庭にとり入れない人もたくさんいる中で遊佐さんはみごとにつるバラのウォールを完成されました。紅白が同時に咲き誇ってみごとです。赤のアンジェラのほうが小花なので、全体として勝ちすぎず、バランスがとれていると思いました。実際見てみたいですね。

ハンギングバスケットを日本で育てるのは大変です。　ですからこのディスプレイには日ごろの作業と継続したケア、そしてセンスの良さが表れているわけです。　特に色のセンスが抜群ですね。

豪華で重厚な作品は、多くのコンテスト出品の中でも圧巻です。赤・グリーン・白の色彩バランスも大変優れています。このように素晴らしいハンギングが身近にあると、さぞかし華やかで幸せな気分になれることでしょう。これからも気に入った苗を思いきり使用した作品作りに励んでください。

一種類の植物を一鉢に植えてあるのを見るのは嬉しいことです。　このクレマチスは、寄せ植えのように同居するほかの植物のことを心配する必要もなく、自由にそのスペースを謳歌しているようです。TLC(Tender Loving Care)－優しい愛情を持ってケアすること－をオーナーから与えられていることが良くわかります。