花粉対策特集
マスク
花粉症対策の定番アイテムといえば、マスクです。マスクは花粉の侵入を防ぐだけでなく、咳エチケットとしても重要です。花粉症対策用のマスクは、様々な種類が販売されています。
| 高機能 マスク |
花粉やウイルス飛沫を99%カットするなど、高い捕集性能を持つマスクです。立体構造で息苦しさを軽減したり、ノーズフィッターで顔にフィットさせたりするなど、機能性も充実しています。 |
|---|---|
| 使い捨て マスク |
ドラッグストアなどで手軽に購入できる、安価なマスクです。毎日交換することを前提としています。 |
| 布マスク | 繰り返し洗って使用できる、経済的なマスクです。ただし、花粉捕集効果は高機能マスクに劣るため、注意が必要です。 |
マスクを選ぶ際には、自分の顔の形に合ったもの、呼吸しやすいものを選ぶようにしましょう。また、マスクは正しく着用することで効果を発揮します。鼻や口をしっかりと覆い、隙間ができないように注意しましょう。
衣類用洗剤
花粉症対策として、衣類に付着した花粉を落とすことも重要です。花粉が付着しやすい素材の服は避け、外出から帰ったら、すぐに着替えるようにしましょう。花粉対策として、衣類用洗剤にも工夫が必要です。
部屋干し洗剤
花粉の季節は、洗濯物を外に干せない日も多いでしょう。部屋干し臭を防ぐ効果のある洗剤を選び、生乾きの嫌な臭いを抑えましょう。抗菌効果のあるものもおすすめです。
柔軟剤
柔軟剤には、衣類を柔らかく仕上げるだけでなく、静電気を抑えて花粉の付着を防ぐ効果もあります。花粉対策用の柔軟剤も販売されているので、活用してみましょう。
これらの花粉対策グッズを上手に活用して、花粉の季節を快適に過ごしましょう。
花粉対策グッズ
マスクや衣類用洗剤以外にも、様々な花粉対策グッズがあります。
花粉ケアスプレー
衣服や髪にスプレーすることで、花粉の付着を抑制する効果があります。外出前にスプレーしておくことで、花粉の付着を予防できます。
空気清浄機
空気清浄機は、室内に漂う花粉やダニなどのアレルゲン物質を吸着し、きれいな空気を排出する家電製品です。花粉症対策には、高性能な空気清浄機を選ぶことが大切です。
| HEPAフィルター 搭載 |
HEPAフィルターは、0.3μm以上の微粒子を99.97%以上除去できる高性能フィルターです。花粉はもちろん、ダニやウイルスなども除去することができます。 |
|---|---|
| 適用畳数 | 空気清浄機には、適用畳数が設定されています。使用する部屋の広さに合った空気清浄機を選びましょう。 |
| 花粉モード搭載 | 花粉モードを搭載している空気清浄機は、花粉に特化した運転モードで効率的に花粉を除去することができます。 |
加湿器
花粉症の症状を緩和するためには、適切な湿度を保つことも重要です。空気が乾燥していると、鼻や喉の粘膜が乾燥し、花粉が侵入しやすくなってしまいます。加湿器を使って、湿度を40〜60%に保つようにしましょう。
| スチーム式 | 水を沸騰させて蒸気を発生させる加湿器です。加湿能力が高く、短時間で湿度を上げることができます。 |
|---|---|
| 気化式 | フィルターに水を含ませて、風を当てることで水分を蒸発させる加湿器です。消費電力が低く、静音性が高いのが特徴です。 |
| ハイブリッド式 | スチーム式と気化式の両方の機能を備えた加湿器です。加湿能力が高く、省エネ性にも優れています。 |
掃除機
床に落ちた花粉を取り除くためには、こまめな掃除が大切です。花粉症対策には、吸引力の高い掃除機を選び、床に花粉をため込まないようにしましょう。
| サイクロン式 | 遠心力を利用してゴミと空気を分離する掃除機です。吸引力が持続しやすく、紙パックが不要なため経済的です。 |
|---|---|
| コードレススティッククリーナー | コードがないため、手軽に掃除ができる掃除機です。軽量で扱いやすいのも魅力です。 |
窓・網戸クリーナー
窓や網戸に付着した花粉を洗い流すクリーナーです。花粉の侵入を防ぐ効果も期待できます。
花粉用メガネ
花粉の侵入を防ぐ効果のあるメガネです。通常のメガネよりも、フレームが顔にフィットする形状になっており、花粉の侵入を防ぎます。度付きのものや、サングラスのように色のついたものもあります。
これらの花粉対策グッズを上手に活用して、花粉の季節を快適に過ごしましょう。
カーテン
どんなに注意しても室内にはいってきてしまう花粉。そんな時は花粉キャッチ機能のカーテンで手軽に室内の花粉の浮遊を抑えることができます。
関連情報
花粉症の豆知識
花粉症はなぜ発症するのか???
日本人の4人に1人は花粉症だと言われている有名なアレルギー疾患です。
4人に1人が花粉症、国民病だと言われるゆえんは、条件しだいで誰でも花粉症になる可能性があるアレルギー疾患だからです。条件しだいで花粉症になってしまうので、今まで大丈夫だったけど、今年から急に花粉症になってしまったということが起こるのです。
どうして、誰もが花粉症になってしまう可能性があるのでしょうか?
身体の中にアレルゲンである花粉が侵入すると、身体は異物を排除しようと、アレルゲンに対抗する物質・IgE抗体というものを作り出します。
このIgE抗体がただ作られている段階では、まだ花粉症の症状は発症していません。
身体に異物である花粉が侵入するたびに、IgE抗体は作られ、身体の中にどんどん蓄積されていきます。
身体にIgE抗体がどんどん蓄積されていき、IgE抗体が一定の水準に達したとき、再びアレルゲンである花粉が身体に侵入すると、花粉とIgE抗体が結びつくことになり、花粉症の症状が発症することになるのです。
花粉に注意しながら生活していくことが重要です。
花粉の種類
花粉症の原因となる植物は様々で、その代表的なものはスギ花粉。スギ花粉症は日本独特のものだが近年増えてきている。スギ以外の原因となる花粉には、カモガヤやハルガヤなどのイネ科、ブタクサ・ヨモギなどのキク科の雑草などがある。
花粉カレンダー
一年中とんでいる花粉
年間通した売り場展開が必要!
(フマキラー様調べ)
花粉症の症状
主な症状は、くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目のかゆみとされ、一般に花粉症の4大症状と呼ばれる。
くしゃみ、鼻水、鼻詰まりなどはアレルギー性鼻炎(鼻アレルギー)の症状であり、花粉の飛散期に一致して症状がおこるため、季節性アレルギー性鼻炎に分類される。
目のかゆみや流涙などはアレルギー性結膜炎の症状であり、鼻炎同様に季節性アレルギー性結膜炎に分類される。
患者により、くしゃみや鼻水がひどいタイプと鼻詰まりがひどいタイプ、両方ともひどいタイプ等に分けられる。
症状の程度も個人により異なる。
花粉飛散量と症状は相関しない!花粉飛散量が2倍になったからといって、症状も2倍ひどくなるわけではない。
多量の花粉に曝露されると症状も悪化するが、少量であっても連続すると重症化していくのも特徴である。
また、一旦最重症化すると、少々の花粉量の変化では症状は変化しなくなる傾向があり、花粉飛散期が終了しても、症状はなかなか改善しない。
花粉症の原因
花粉症の患者では、原因植物の花粉に対するIgE量が多いことは明らかであり、これがアレルギーを起こす 直接の原因である。しかし、花粉症の原因となる花粉と接触しても全ての人が花粉症になるわけではなく、 IgEが多くても発症しない人がいる。またIgEの量と重症度とは必ずしも相関しない。
なぜこうしたことがあるかについては、遺伝要因(遺伝的素因)や環境要因などさまざまな要因の関与が考えられている
「遺伝要因」
遺伝要因については、広く体質(いわゆるアレルギー体質)と呼ばれるものが相当する。
「環境要因」
大気汚染や生活環境の変化、衛生環境の変化による人体の免疫作用の変化との関連が指摘されている。
花粉症の対策
①マスクやスプレーなどによる予防を行う。
花粉症の方もそうでない方も、花粉を吸い込む量を軽減することができる。
②うがいを行う。
鼻の粘膜には線毛があり、粘膜の上の異物を輸送します。のどに流れた花粉を除去するのに効果がある。
③洗顔・鼻洗浄を行う。
花粉の体内への侵入を防ぐことができる。
④めがねをつける。
目に入る花粉を防ぐ効果がある。
⑤早期予防。
花粉の飛散が始まる前から予防を行う事が重要(花粉症の方もそうでない方も)
