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土づくり特集 土づくり特集
土づくり特集

植物を育てる際に最も大切なことの一つに『土づくり』があります。植物にとって住みやすい土壌環境をつくることで、作物の品質アップ・収量アップにつながります。

良い土の条件

まずは『良い土』の条件を把握し、効果的な土づくりを行いましょう。

①根が張りやすい

植物が健康に育つためには、根を広く・深く張る必要があります。『石やごみなどの異物が混ざっていない』『土の粒子が細かすぎない(団粒化している)』などの条件が必要です。

②通気性・排水性が良い

植物の根は水や養分だけでなく、酸素も吸う必要があります。その為、通気性・排水性が良くないと、根が腐ってしまうので注意が必要です。

③保水性・保肥性に優れる

排水性と矛盾するようですが、土の保水性も非常に重要です。排水性が高すぎて、保水性が低いと、植物が水分を吸収する前に水が流れてしまいます。

④適正な酸度である

植物には酸性土壌を好むものがいれば、アルカリ性の土壌を好むものもいます。育てる作物ごとに、適した酸度にすることで、より育ちやすい土壌環境になります。

⑤微生物・有機物を多く含む

微生物や有機物を多く含む土壌は柔らかく、通気性や保水性が良くなります。また、病原菌が入り込みづらく、減農薬・無農薬栽培の大きな助けになるとされています。

土づくりに使う道具・資材

耕運機・鍬

根が張りやすい柔らかい土づくりには、耕すための道具が欠かせません。広めの畑には耕運機で、お庭での家庭菜園には鍬が良いでしょう。

おすすめの耕運機

コメリオリジナル耕運機 KALTIVA

「KALTIVA(カルティバ)」は機械メーカーのナカトミとコメリがこだわって作った、耕運機のオリジナルシリーズです。必要な機能を厳選し、確かな耕運力を持った耕運機を、お求めやすい価格で実現しました。

おすすめの鍬

コメリオリジナル オールステンレスシリーズ

扱いやすい軽量タイプの鍬です。 オールステンレスで耐久性が強く、さびにくく、お手入れ簡単です。一般的な家庭鍬、土起こしに便利な唐鍬、土の塊をほぐしやすい三本鍬があります。

石灰

土に石灰を混ぜ込むことで酸度の調整が可能です。日本の土は一般的に酸性になる傾向があるので、石灰で中和することができます。

おすすめの石灰

有機石灰

緩やかに効果が出て、生育障害が起きにくいので初心者の方にも使いやすい石灰です。施肥後すぐに植え付けが可能で、タンパク質や微量要素を含み発根促進にも効果があります。

堆肥

堆肥を混ぜ込むことでやわらかくふかふかの土をつくることができます。柔らかい土は根が張りやすいだけでなく、水分や肥料の保持力が高くなります。また有機物や微生物を増やし、病原菌が入り込みづらい土をつくります。

おすすめの堆肥

コメリオリジナル 野菜の堆肥

有機石灰も配合された便利な堆肥です。土をふかふかにして土壌環境を改善!VS菌(善玉菌)が悪玉菌の増殖を防ぎ、連作障害を軽減し、病気に負けない野菜を育てます。

土壌分析サービス※店頭注文のみ

コメリでは土壌分析サービスも承っております。現状の土壌状態を正確に把握し、施肥改善により健全な土壌環境実現による作物の生育障害防止・肥料コスト低減・収穫効率向上に役立てることができます。

サービスの種類

①土壌分析 簡易版

pH(土壌酸度)、EC(電気伝導度)などの基本項目を分析します。土壌養分の含有量を分析し、レポートを提供します。

②土壌分析 診断書付

簡易版よりも更に詳細な分析を実施します。県の施肥基準に応じた診断施肥量を提案します。診断施肥量に応じて、具体的な商品のご提案を行います。

ご注文の流れ

①土壌の採取

分析対象圃場の土壌サンプルを採取します。正確な土壌状態を計測するために採取方法が重要です。下記の「土壌の採取方法」を参考に採取をお願いします。

②申込書を印刷・記入

土壌分析に必要な情報を記入します。診断書付の場合は診断に圃場の状態などもより詳細に記入をお願いします
※印刷が難しい場合は店舗で直接受付も可能です。

分析項目 一例

pH

土壌の酸性・アルカリ性といった化学性を特徴づける基本的な項目で、養分の溶解性や土壌微生物の活動に影響を与えます。作物にはそれぞれ生育に適した土壌pHの範囲があります。

EC(電気伝導度)

土壌中の水溶性塩類濃度の目安となります。作物の種類によって生育に適正な範囲があり、この範囲を超えて塩類濃度が高まると、作物の生育低下や枯死することもある。

CEC(塩基置換容量)

保肥力の目安となる指標で、施肥量や施肥方法などを判断していく上で必要となる診断項目です。数値が小さいほど肥料保持力が低く、大きいほど肥料を土壌に貯めておく力が高いです。

可給態リン酸

作物が利用可能な土壌中のリン酸を示します。根の発達に大きく影響するため少ないと生育不良となり、適正範囲を超える多施用では過剰障害を起こします。

交換態加里

作物が利用(吸収)出来る土壌粒子に保持されている塩基状態のカリウムを示します。一般的に、果菜類、イモ類、豆類はカリウムの要求度が高く葉菜類は要求度が低い傾向にあります。

交換態石灰

作物が利用(吸収)出来る土壌粒子に保持されている塩基状態のカルシウムを示します。欠乏すると生長の最も盛んな頂芽や、根の生育が抑制されます。カルシウムは土壌への吸着親和性が高いため、作物への施用機能よりも、土壌の酸性を土壌pH調整資材として重視されています。

交換態苦土

作物が利用(吸収)出来る土壌粒子に保持されている塩基状態のマグネシウムを示します。一般的に、大豆等油脂作物やトマトなどの果実のなる果菜類、ブドウなどの果実類で要求度が高い傾向にあります。

石灰/苦土比

交換態苦土に対する交換態石灰の割合です。塩基バランスの指標で露地野菜では、3.7~7.0が適当といわれています。

苦土/加里比

交換態加里に対する交換態苦土の割合です。塩基バランスの指標で露地野菜では、1.1~3.2が適当と言われています。